ぼくが斧をとろうとす ると、
「俺がやる」と菊池さんがコンピューターを壊し始めた。
「子供が産まれたばかりの奴もいた。
ちかく、結婚する予定の奴もいた。
配属されたばかりの2士もいた」
菊池さんは泣きながら、破壊活動をした。壊し終わると、
「これで、連隊長の無念を晴らした」と言うと、座りこんで、荒い呼吸をした。
「菊池、食事にしないか。犬や蛇は食べられるか? カモシカや熊もあるがな」
地下に降りていたぼくと菊池さん、水沢隊長と木下が地上に上がると他の隊員がバーベキューを焼いていた。それから、リヤカーが何台かあって犬やカモシカが積まれていた。
「お前らは、小銃で猟をしていたのか?」菊池さんが聞くと、隊長が失笑してから答えた。
「食糧に大麻が混ぜられているんだ。コンピューターにはサバイバル訓練をしていると言っておいてある」