何度食事をして、簡易便器を使っただろうか。椅子をフラットにして寝ていると、椅子が振動して起きた。

AIのジニーが家に到着したことを告げた。基地に戻る時は迎えに来てくれると言う。

外に出ると寒かった。東北の11月だ。

「兄さん、おかえり。すごい車だね」

弟が通学のために家を出たところだった。ああとか答えて、家に入った。

母に食費として、手当てとしてもらった半額ぐらいのお金を渡した。母に残り物で用意してもらった朝食を食べた。

「自衛隊の人が爆弾で、殺されているのですってね。警察の人が家中を調べていたわ。知らない人がいきなり、家に入ってきたら逃げなさいと言われたわ」

そんなことは聞いたことはないよと答えて、自分の部屋に行った。自分の部屋が調べられたあとかは分からなかった。エアコンで暖房をかけた。