水沢隊長はコンピューターに妙な計画を示されていた。
11月15日に出動だというのだ。だが、なんのための出動か分からない。演習なら演習とするだろう。何かの大規模災害が起こる予定が立てられるはずもない。というより、大規模災害に対応するには、この特務部隊の規模では小さ過ぎる。
また、都合よく反乱部隊が蜂起するとは思えない。事前にそういう計画があると分かるのなら、警務隊の仕事だろう。
コンピューターに災害のために必要と思われる企画書は了承された。
だが、AIとやり取りしていて、もう辞めたいと思うようなことが分かった。まだ、人間の隊員が自分だけのときにされたことだ。覚醒剤や大麻を体験させられたことがコンピューターによる人体実験だったと分かったことだ。