服のデザインは全員で決めた。それから各自の身体測定などをして、装備品が来たのが昨日だった。被服には階級章も名札もついた状態で渡された。それで驚いたことに下着なども貸与され、官品の洗濯は業務ロボットがしてくれるという。当然、私服は自分でしないといけないが。

水沢隊長が訓示を始めた。

「我々はコンピューターに選ばれたエリートである。各隊員はそれぞれの人格、信条を尊重し、プライベートをおかさず適切な距離をとり、各人が国民の負託に応えるため日夜自らを錬磨しなくてはならない。

今日はまず、諸官の身体能力知力を調べさせてもらう。そして、各人ごとに訓練メニューを製作し、各人にあった訓練を受けてもらう。

以上、各人は班長の指示に從うように」

イワブチ班長はぼくのほか、3人の隊員を管理するようだった。班長の指示通り、ジムで体力測定、コンピューターを使っての知能検査のようなものを受けた。それは、昼食の時間前までに終わり、あとは終礼が始まる4時半頃に体育館に集合するまで自由に過ごしていいということだった。