その年の8月22日、会社へ行くと父から電話があった。高校生だった弟を軽トラックに乗せて病院へ来いと。会社で話すと休みを許可された。

 

 病院へ行き、注射を受けて心臓マッサージをされる2歳下の弟。5歳下の弟と両親と見ていただろうか。弟はご臨終を宣言された。その後、死んだ弟に看護師がどのような処置をしたかは分からない。病室から出ていくように言われたからだ。

 

 両親はぼくの乗用車で病院へ行っていた。死んだ弟を救急車両が家へ運ぶ。ぼくはファミリアで後をつけるが、ぶっちぎられる。

 

 いまは、病院で死んだ場合でも解剖してどういう薬を使っていたかとか、調べるらしいが。

 

 仕事をⅠか月も休んだだろうか。5歳下の弟も休んだ。暑い年だった。