21年前の6月2日、病院行き。3日ほど食事しないでパソやってて親に病院へ連れていかれ、叫びまわって保護室行き。しかし、叫んだことって、覚えていない。正気づいたら、夏になっていた。かくして、ぼくは障害者になった。


 記憶がとぶようなことがなぜ、起こったか? 幼少期の異常な緊張状態のせい? としか考えられない。


 その21年前、猫が迷ってきて飼うことになった。見舞いに来た母が楽しそうに言っていた。その猫は一昨年天寿を全うした。

 そして、今月入院中に他の猫を飼うことになった。


 その猫はほんとに乳離れしたばかりの赤ちゃん猫だ。他に兄弟がまわりにいなかったらしいことから、誰かが家の近くに捨てていったのだと推測される。


 ぼくの21年前の状態は自分でわからない。聞くにトイレとかは自分でしていたという。記憶が消えているってことはあるが、これは幼少期の異常な緊張のせいだろう。