こんにちは 東京下町在住のあいりーんです
先月のことになりますが、絵本作家出久根育さんの展覧会へ出かけました。
久しぶりの「吉祥寺」です!調べてみたら、展覧会は19:00まで。
では、その前に・・・
初訪問の絵本屋さんにレッツゴー!!
今回の巡り旅は、
めくるめく絵本屋さん巡りに大興奮で、ついついたくさん絵本を買ってしまいましたの巻 です
本とのであい 緑のゆび
まず向かったのは、中道通りの
絵本と児童書の専門書店「緑のゆび」
中道通りに来たのはおそらく初めて。
両脇、気になる素敵なお店が並んでいて、たくさんの人々が散策を楽しんでいます。キョロキョロしながらまっすぐ行くと……
ありました!
庇も緑かと思いきやきれいな紫です
店先のベンチには大きなぬいぐるみがお出迎え
子どもの本の出版社 こぐま社の前社長が、良書に出合える書店として、2022年1月にオープンしました。
選び抜かれたロングセラーやオススメの絵本がみっちりと、暖かく迎えてくれます。
すぐれた子どもの文学は「人生は生きるに値する」ということを伝え続けてくれると言われたのは、児童文学翻訳家であり、評論家である清水眞砂子さんでした。
それらの本は、子どもたちだけに限らず、心が萎えそうになっている大人をも、人間への信頼を失うことなく、生きる希望と勇気を与え、支えてくれることが、少なからずあるのです。
緑のゆび ホームページ ごあいさつ より
優れた絵本や児童文学を子どもと大人に届けたいという強い信念のもと、大人を意識したお洒落な内装が居心地の良いシックな空間を生んでいます。どの本も格式高く見えてくるのは、子どもの本へのリスペクトの表れでしょうか。
夕方になるとグッとお洒落なムードが増しますが、絵本と児童書の専門書店です!
壁の一面はギャラリーとして作品の展示があったり、雑貨の取り扱いもあります。うっとりです。
「緑のゆび」の店名の由来になった『みどりのゆび』(モーリス・ドリュオン作 岩波書店刊) はフランスの児童文学です。せっかくなので、この機会にこちらで買って読みました!(岩波少年文庫版です)
大人のファンが多いのがうなずける物語でした。無垢で心優しい少年チトに心が浄化され、それ故ラストシーンは悲しみが深くて……
自然破壊のこと、資本主義のこと、大人と子どものこと、色々なことが読めるファンタジーの名作なのだと感じました。
他にも、合わせてお馴染みの絵本たちをお迎えしました。
安心安定の傑作ばかりです。
緑のゆび ホームページ
あぷりこっとつりー
中道通りをさらに進んでいくと、同じく右側に……
ありました!
絵本と雑貨の店「あぷりこっとつりー」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240330/01/onlinehon/2b/a3/j/o0810108015419048541.jpg?caw=800)
こちらはアプリコットカラーの庇が目印♪
絵本と雑貨の店「あぷりこっとつりー」です。
絵本は小さなお子様から大人まで楽しめるように、国内外の新刊&古本合わせて3000冊以上展示しています。お気に入りの一冊をゆっくりと探してください。
雑貨はドイツと飛騨高山の手作り木のおもちゃや、店主が旅先で見つけた民芸品などをならべています。
ほっとしていただける触れ合いの空間にできたらよいなぁと思っていますので、お気軽にお立ち寄り下さい。
吉祥寺中道商店街ホームページ 店舗紹介より
棚の一部には古書の英語絵本原書もありました。
店内では、可愛くてお洒落なオモチャたちも目をひきます。
そんな中で見つけたのが、とにかく精巧で可愛い
ディスプレイ用フィギュアたち!!
こ、これは……
左のおなじみバムとケロの再現率の高さったら!
そして!!
右の写真、スギヤマカナヨさんの『みーせーて』では??
なんと、ひとりひとり、手が動いて中にはちゃんとあれやこれやが載っているのです!びっくりです!
尋ねたところ、すべて店主の手作り(非売品です)とのこと!
なんて素敵なディスプレイでしょう~!!感激
一体どうやって作るのでしょう??
なんと、フィギュアたちの材料も見せてくださいました♡
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240330/03/onlinehon/a7/75/j/o0980108015419055424.jpg?caw=800)
混色もできるオーブン粘土FIMOだそうです!
原宿からこちらに移転して本格的にオープンした店主ご夫妻と絵本よもやま話で盛り上がり、気になっていた絵本と初めて見る絵本の計3冊を購入。
緑のゆびさんでは置いていない絵本も多く、ご近所の2軒がジャンルで棲み分けしているようで素敵だなーと思いました。
あぷりこっとつりー ブログ
そして、絵本屋さんではないのですが、
斜め向かいにさらに一軒書店がありました!
旅する本屋 街々書林
これがユニークな書店さんね
たしか、旅に関する本の専門店とか……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240330/03/onlinehon/49/4d/j/o0886108015419055426.jpg?caw=800)
じゃーん!
2023年6月にオープンした新しい独立系書店
旅する本屋 街々書林
すっきりしたディスプレイの店内、旅に関する書籍がたくさん!
お客様と京都の話で盛り上がる店主、旅好きさんに違いありません!
入ってすぐ左手に、目をひく手帳コーナーがありました。
トラベラーズノートって?
よく分からないけど、薄くてちょっと使いやすそうだな、とノートを一冊選んだところ、店主が丁寧に説明してくださいました。
(どのお店もなんてフレンドリーなのでしょう!)
「こんな風にして旅の記録を作っています。便利ですよ~」
と、ご自分のノートを見せてくれました
さすが旅慣れた旅好きによる旅の記録!!
かっこいい~~
すっかりそのノートに魅せられて、皮カバーセットで揃えてしまいました 旅の記録用ではなく、展覧会や観劇のチケット貼付ノートになりました
サイズもピッタリ
![宝石赤](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/118.gif)
実店舗での取り扱いは少ないそうです
そして、この街々書林で目にとまった本が、、、
コチラ!
山本 冴里 著
筑摩書房 2023年10月
面白そう、と、手に取って、奥付を見ようと広げた途端、
あとがきの最終ページに見つけた、敬愛する絵本作家さんの名前!
え!?
”本書の装画は、絵本作家の降矢ななさんによる。”
ですって!
先の2軒で散々、絵本の話をしまくってきたせいなのかな。
絵本の神様に導かれ、絵本作家さんの表紙の文芸書に辿り着くとは!
もちろん、買いましたよ。思った通り中身も面白い!
もうね、ここまでで相当な絵本エピソード満載の道中だったのですが、
このあと、もちろん本題の
「出久根育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」
@武蔵野市立吉祥寺美術館
を堪能し、
ゴールとして目指したのは
移転後初訪問のクレヨンハウス!
けれど、さすがにご飯を食べる時間しかありませんでした。
、
日を改めて
吉祥寺絵本屋さん巡り第2弾に出かけなくっちゃ
さてさて、さすがに今回の絵本めぐり旅は重量オーバー気味❗
緑のゆびでトートバッグも買う始末(笑)
絵本って、結構重いのです。ずっしり!なのにお買い物帰りの足取りは軽い
(とはいえ、中央線座れて良かった!)
丁寧に選書してくれている絵本屋さんや本屋さんで買うと、心が通い合うような気持ちがして楽しいのです
そして、素敵な本屋さんを開いてくれていることへの感謝もこめて ささやかですが、これからもお買い物~
しちゃいます🎵
以上、あいりーんでした~