明日は啓蟄、冬ごもりしていた地中の虫たちがはい出てくる日、うららかな春ももう少しでしょうか?あったかな陽の光に包まれて、のんびり、ほっこり、ふんわりとした春の日早く来ないかなと思う日に読みたくなる絵本。
『ねこのなまえ』
いとうひろし 作
徳間書店 2006年
ある春の日の午後、さっちゃんがお散歩していると、一匹の猫が話しかけてきます。「ぼくに名前をつけてください」名前がないってどんなこと?名前ってどうやってつけたらいいの?さっちゃんと猫のやり取りが、やわらかな春の景色の中でやさしく、あたたかい気持ちになります。
(ブログ編集局 おこちゃん)