こんにちは! ひろこです。
今日は、早朝から新幹線こだま号に乗り「旅する朗読」東海道読み歩き歩きの旅に朗読の仲間と参加するため新富士へ向かい、そこからバスで移動し「東海道中膝栗毛」に因んだ場所で青空朗読をする予定でした。
ところが昨日から台風の影響で新幹線が止まり、どうなるのかと心配していましたが…やはり朝になっても 新幹線、動いていません
東京駅は大変な 混雑
12時を過ぎて、やっと新幹線が動き静岡へ向かいました。
これは読む予定の場所と作品でした。
「富士をながめてだまされた旅」
「府中にて貧乏旅行終えにけり」
「大井川をやっとわたって駕籠をおち」
東海道中膝栗毛は1802年(享和2年)から1814年(文化11年)にかけて初刷りされた、十返舎一九の滑稽本。「栗毛」は栗色の馬のこと。「膝栗毛」とは、自分の膝を馬の代わりに使う徒歩旅行のことだそうです。
江戸から大坂まで13日間の旅だったとのこと。
(『東海道中膝栗毛』裏表紙より)
ここに登場するのは名コンビ弥次さんと喜多さん。花のお江戸を後にして、のんびり観光旅行としゃれこむはずが、小田原では風呂の底を抜き、はあ夏では幽霊に腰を抜かす。州場宿場で大騒動を繰り広げ懲りずにドジを踏み続けながら、各地の名物にはちゃんと舌鼓をうって、東海道を一路西へと向かうのであります。あまりの面白さに、江戸時代の読者たちも次々へと続きを望み作者十返舎一九も期待に応えて、あとからあとから続編を書き継いだという大ベストセラー。
弥次さんは50歳。肥えていて、作者によると「のらくら者」「ただのおやじ也」。
喜多さんは30歳。弥次郎兵衛の居候。
弥次さんと喜多さんの年齢と様子・・・を考えながら、緩急や間を考えてのzoomでの練習を何度もして、それぞれの弥次さん喜多さんがあり…….あとはリアルで!!とみんなで、てるてる坊主を作りながら台風の動向を心配していました。
でも……残念なことに青空朗読は中止になってしまいました。
青空の下、
富士山を見ながら。
丸子とろろ汁を食べて 。
大井川の川縁で。
その場の空気を感じながら、周りのお客様の反応を見ながら…
今日は最初から、東海道中膝栗毛のような珍道中!!
雨で濁った濁流の富士川!
たくさんのアクシデントの中で、朗読仲間と会えました。
明日は発表会!