ようこそ猫町文庫へいらっしゃいました。
猫町文庫、新刊が入りました。
今月文庫から取り出すのは、新刊本から・・
『ねこのおふろや』です。
3月の満月は3月7日でしたね。
3月は気温が上昇して地面が解け始めると、ワーム(ミミズ)が現れ、コマドリが戻ってくることを知らせてくれます。
だから、3月の満月はワームムーンというんだって。
満月の夜にだけひっそりひらくおふろやさん
それがねこのおふろやです。
おとな 100ニャン
こども 50ニャンです。
ねこのおふろはぬる~いおゆかげん。
とびこみのできるタワー風呂もあります。
またたびのお湯は大人気です。
かいぬしのわがままや、のらねこ生活に疲れたら、おおきなおおきなお風呂へおいでください。ぬる~いお湯でお待ちしています。
ごくらく ごくらく
いいゆだにゃー
三毛猫、しろねこ、黒猫の専用お風呂も楽しくて
とろけるような顔でお湯に浸かっている猫たちに
和みます。
図書室へ季節の掲示物を作って掲示するのですが、
いつも悩むのが口!
口がとっても難しいと思うのです。
どのページからもねこたちの声がきこえてきそうな
口の動きが絶妙だなぁー。
北村裕花さんの描く絵はとても勉強になるんだにゃー。
猫絵本といえば…『ねこです』も外せないのですが、
この絵本の紹介は…また今度。
北村裕花さんとの出会いはこの絵本。
『こどもかいぎ』
「 オンライン絵本会にじのひろば」でも読んでもらったなぁ。
年長組5歳児さんに人気の絵本です
北村裕花/作 アリス館 2019年
子どもたちだけで行う会議。
今日の議題は
「怒られたときどうするか?」
対策を考えているはずが、だんだん誰の
お父さん、お母さんが一番怖いか?を競いあいだして・・・大人には耳が痛い話です。
さて、今日の議題、良い解決策が得られたでしょうか・・・。
北村裕花さんの描くこどもの表情が・・・超かわいい。
ぷっくりした顔にいきいきと動く目。
北村裕花さんは、子どもの頃から絵が好きで
美大に行きたいと思っていたそうです。
美大に通っていたある日、
書店でエゴン・シーレの絵を見た途端、
心を打ち抜かれて・・・。
それが創作の大元になっているのだとか。
筆使い、色の配色、動き・・影響受けているような
感じがしますね~。
北村さんの絵本作家デビューは『おにぎりにんじゃ』が講談社新人絵本賞で佳作を受賞です。
『おにぎりにんじゃ』をみて、選考委員であった中川ひろたかさんは、この人と絵本を作りたい!と思ったそうです。
そしてできた絵本は『かけっこ かけっこ』
これまで、子どもの絵をあまり描いたことがなかった北村さん
子どもってどんなだっけ? と見てみると、何かに集中すると、それにとことん向かっていくエネルギーをすごく感じて。楽しい100%でつきすすんだりする、それを表現したいと思ったことが
北村ワールドとなっていくのですね。
読み聞かせ会場で、お父さんがぷっとふきだしてしまった絵本はこちらです。
北村裕花/作 講談社 2021年
ゴリラさんが嬉しそうに抱えているバナナ。
ずんずん歩いていくとバナナをじ~っとみつめるさるたちに出会います。
優しいゴリラさんはバナナを1本、また1本と次々に会うさるたちにあげてしまいます。
とうとう最後の1本になってしまいました。
ゴリラさんとバナナをじーっと見つめている
さるが・・・います。
ゴリラさん、どうしたのでしょうか?
ゴリラさんの表情が可愛くて目が離せません!!
4月の満月は4月6日(木) ピンクムーン
ねこのおふろやさん、OPENしますよー。
では またね~ by としさん