10月も半ばを過ぎたころから通勤が楽しくなってきた。というのも、私が勤めている認定こども園は札幌市内のもみじ台というところにある。
車通勤の楽しみは、渋滞を抜け、幹線道路から住宅街に入り、施設が近づいてくるころ、もみじ台という住所となっているだけあって、両サイドの街路樹が色鮮やかに紅葉しているもみじがお迎えしてくれるのだ。
近隣の公園の木々の中にももみじの木が多いことに気づくのである。このところ朝晩の気温が低く、園庭のもみじの木も黄色やオレンジ色、赤のコントラストが絶妙なのだ。思わず車を停車してカメラを向けたくなる。
園のクラス名は木の名前がついている。
こぶし、しらかば、いちょう、さくら、かえで、もみじ、ふじ、もも、くるみ、どんぐり
あれ?かえでともみじ・・・どっちがどっち?
漢字で書くと「かえで」は楓、「もみじ」は紅葉となる。「楓」はかえでと読むが、「紅葉」はこうようとも言うではないか。紅葉を見に行くことを「紅葉(もみじ)狩り」と言う。?????
わかっているようでわかっていないかえでともみじの違い。みなさんはわかるだろうか?
ということはさておき、秋に相応しい私が好きな絵本をご紹介しますね。1冊目は、
『もみじのてがみ』
作・絵: きくち ちき
出版社:小峰書店 発行:2018年10月11日
「ねずみに届いた、まっ赤な「もみじのてがみ」。ねずみは、りすやひよどりと紅葉を探しにでかけます。山の中で赤い色を見つけますが、きのこや木の実で、なかなか紅葉が見つかりません……。紅葉を美しく描いた絵本。」(小峰書店HPより)
そしてもう1冊は、
『さわさわもみじ』
作:ひがし なおこ 絵:きうち たろう
出版社:くもん出版 発行日: 2013年09月
「さわん さわん さわさわさわさわさわ これは、風が吹いて金色やまっ赤に紅葉したもみじさんが、空に飛び出している音。 ぽとん ことん ぽとん ことん これは、大きな木からどんぐりくんがおっこちている音。 ひゅるるるるるる そのうち、冷たい風が吹いてきて… 「きせつのおでかけえほん」シリーズは、歌人・東直子さんと画家・木内達郎さんが言葉と絵で季節の風景を印象的に描き出していく作品です。」(公文出版HPより)
2冊の絵本は、昨年のオンライン絵本会で読んだ本ですが、まるで風のささやきが聞こえてきそうな秋を感じる絵本ですね。
さて、みなさんのお気に入りの秋の絵本にはどんなのがありますか?
そう言えば、「もみじのような手」という言葉がありますが、園児のなかでも0歳児、1歳児、2歳児の乳児クラスの子どもたちの手は小っちゃくて可愛らしいのですが、3歳児クラスの年少さんたちの手もまだまだもみじのような可愛らしい手をしています。
「もみじとかえで」の違い、「もみじのような手」は何歳くらいまでの子どもの手のことを言うのだろうか????と、考えていたら寝られなくなっちゃったいーさんでした。(チャンチャン)