オンライン絵本会の立ち上げをちょこっとお手伝いしたすぎちゃんです。
最初の頃に、Zoom運営や申込管理をしていました。
活動に関わったのはひと月程度で、その後はほぼご縁はなかったのですが…
2021年3月11日。
10年目の節目の日に、渡辺克己さん・塩谷哲さん・武本和大さんによるピアノ即興×朗読ライブ「みみをすます」が開催されました。
ピアニストのお二人は屋内から演奏しつつ、読み手の渡辺さんが鎌倉の海辺から谷川俊太郎さんの詩「みみをすます」を朗読。
安定感ある声と、譜面なきピアノ演奏が醸し出すハーモニーに酔いしれながら、東北の海へ想いを馳せました。
ピアノと詩。
海と風と波。
キャンドルと星空。
大自然とバーチャル空間。
これまでの、いまここの、これからの生命。
時空を超えたつながりを体感した心震えるひとときでした。
このイベントを配信するべく鎌倉に足を運んだのは3名。
アナウンサー他でご活躍の山本ミッシェールさん、オンライン食育部のゆうゆうさん、そして私。
オンライン絵本会でも顔を合わせたメンバーが、今度は朗読を届けるために、鎌倉に集まりました。
(ゆうゆうさんは3/6のブログにも寄稿されています)
さらにこのブログに度々登場するかこさんも、オンライン側の運営メンバーとして参加されました。
多忙な方が多く、ほぼぶっつけ本番で配信に臨みましたが、そこは勝手知ったる仲間たち。阿吽の呼吸でイベントを支え、空間を超えた一体感を演出できたと自負しています。
新型コロナが広まって以来、私はオンラインで過ごす時間が格段に増えました。
人とリアルで会いづらいことに、寂しさを覚えることも勿論あります。
それでも、社会人の学び場「エッセンシャル・マネジメント・スクール」に参加したり、「ヤドカリ作戦 サイレントバレンタイン」というイベントを立ち上げたりと、充実したおうち時間も過ごせています。
そしてオンライン絵本会で体感した冒険心と遊び心が、バーチャル空間を楽しみ続けている根底にあります。
オンライン絵本会という場を作り、発展させている皆さまへ、同じ時代を生きる一人として心から感謝します。
1周年、誠におめでとうございます。
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【参考】
『みみをすます』
作: 谷川 俊太郎 絵: 柳生 弦一郎
福音館書店 1982年