管理栄養士のあおきひろしです。
この講座は、
神奈川県の調理師試験、
公益社団法人調理技術技能センターの調理師試験
関西広域連合の調理師試験
に対応している合格講座です。
今日は食品衛生学のまとめをアップしていきます。
食品衛生学 まとめ⑥
化学性食中毒
ヒスタミン中毒
赤身の魚肉に含まれるヒスチジン(アミノ酸)からヒスタミン生成菌
(モルガン菌)により、ヒスタミンが生成され、中毒が発生する
症状 摂取後30~60分
顔面紅潮、頭痛、じんましん様の発疹など
アレルギー様食中毒といわれる
原因食品
サンマ、アジ、イワシなどの干物、サバの煮つけ、マグロのみそ漬けなど
ヒスタミンは加熱しても分解されない
腐敗臭を発生させない
動物性自然毒
・フグ - 毒はテトロドトキシン(神経性)
トラフグは、内臓、卵巣に毒がある
・バラハタ、オニカマス - 毒はシガテラ
・アオブダイ - 毒はパリトキシン
・麻痺性貝毒の毒素は、加熱に強い
・あさり、ホタテガイ - 毒はサキシトキシン
・ヒメエゾボラ - 毒はテトラミン
・ムラサキガイ(ムール貝) - 毒はオカダ酸、ジノフィシストキシン
・イシナギ - 毒はビタミンA(過剰摂取)
植物性自然毒
・じゃがいも - 毒はソラニンやチャコニン
・青梅 - 毒はアミグダリン
・トリカブトの葉、花粉 - 毒はアコニチン
・ドクゼリ - 毒はチクトキシン
・スイセン - 毒はアルカロイド
・ちょうせんあさがお - 毒はスコポラミン、ヒヨスチアミン
夕方に練習問題をアップいたします!
管理栄養士のあおきひろしでした!!