教室を開設した

1970年代~80年にかけては、 

「第二次ベビーブーム」

と呼ばれる時代。

 

 音教学院にもたくさんの

子供たちの姿がありました。

 

 発表会の記録では、

舞台に乗り切れないほど

大勢の子供たちによる

『音楽劇』

の模様が残っています。

 

 第16回音楽祭(1985年)の

プログラムには、雪武先生によるこんな

紹介文が寄せられていました!

 

 

 音教学院の秋の音楽祭が、

今回で16回を数えることになりました。

よく「継続は力なり」と申しますが、

回を重ねるごとに、

出演諸氏の独奏力が向上し、

また当学院でしかできない

数多くの企画ものが充実してきている

のをみると、単にマンネリズムに陥った

「継続」ではなく、音楽教育に携わる者の

限りない情熱に支えられた、

常に新しいものを創造するための、

素晴らしい「場」の継続であると

信ずる次第です。

 今回は特に幼児科では「音楽劇」

というジャンルに挑戦してみました。

題材は日本民話に基づいていますが、

脚本から音楽まで、当学院のオリジナル版

というべきもので、音楽性の向上は勿論のこと

綜合芸術の分野まで高めようと

スタッフ一同張切っております。

当学院のそういった教育理念が、

この音楽祭という創造の「場」を通して

皆様に少しでもお伝えすることができれば

と思います。

また、お忙しいところをお集り戴きました

ご父兄各位、関係者の皆様の

御高見、御叱正を仰ぐことができますれば

望外の幸せと存知ます。

 

 

 音楽劇に取り組む情熱と意気込みが

伝わってきます!

 

 この年初めて行われた音楽劇は

『ねずみの嫁入り』。

子供たちの声が聴こえてくるかのよう。

一緒に参加したいと間近で見る子

の姿がありますね!

 

 

  翌年の音楽祭。

音楽劇は『みにくいあひるの子』。

 

 この年は

ギター科13曲

ヴァイオリン科28曲

ピアノ科86曲

のレパートリーを数えるに至ります!

 

 さらには先生方による充実の演奏

など、現在と同様、内容も豊富な音楽祭でした。

弦楽四重奏

『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』

 

 

 とりわけ子供たちの多かった

時代の音教学院。

この時代に培った音楽教育の

新しい方法や価値観は、

今の時代にも

充分に生かされています。

 

音楽は感受性を養い、

集中力や美的な意識を高めてくれ、

情操教育といった側面から、

近年ますます注目されています。

 

 美しい音を奏で、

それをたくさんの人たちと

共有することができた時、

どんな人でも深い自信を

持つことができ、

内側から輝きを得ることができます。

 

 時代は変わっても

大切なことは失わず、

これからも数多くの人たちの

歓びに触れることができれば

幸いです。

 

 

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