「恋愛Ⅱ」

毒親の特長の中には、子供の恋愛に異様に関わろうとしてくる事で・・・前回に続いてですが、私ももれなくそのような現象がいくつかありましたのでお話させてください。。。

 

1) 仕事の関係などで、ホステスさんのいるお店には何度か行った事がありますが、その時彼と同行する事も何度かありました。

そんな時、中には、話が合うホステスさんもいるので、酔いもあってその人との話も盛り上がって親しく会話もします。。。

おそらく、そんな状態の関係を彼はよく見ていての事と思いますが・・・あえて自分の隣に呼んで、みんなのいる前で下半身などえげつなく体を触り始めたりします。。。

 

2) また、やはり同様に親しく話していたホステスさんには、後日突然、私に向かって「昨日〇〇とやったんだけど、ありゃだめだ!」(女性軽視も強い)とか聞いてもいないのにそんな事を話だしたりもしました。。。私には、特に気が合っただけの人だったのでとやかく言える事ではありませんが、子供の前で浮気の話をするどころか、妙に嫉妬深く、自己顕示欲が強い感じに気持ち悪さをかんじました。。。

 

3) 最後に、結婚が決まりそうな頃に、初めて彼女を彼や家族に紹介した時です・・・みんなで飲んで食事を済ませて話をしていた時に、彼は先に休むと言い、他の部屋にいきましたが、いつの間にか彼女(恋人)も居ませんでした。。。まさかと思い彼の休んでいる部屋の方を見に行くと、彼女は部屋の方から帰ってきて・・・どうやら家庭事情などを聴かれながら、マッサージをしていたようです。。。もちろん性的な物は無く、彼女も嫌な印象も無かったのは幸いでしたが、初対面で結婚もしていない人にそんな事までさせる事自体問題ですし、自分としては、今まで経緯があるので、釘を刺すつもりで、翌日事情を聴いた所・・・「別にいいだろう、共同物なんだから」とふざけ半分で言っていました。。。 たとえ冗談であったとしても、「共同物」という意識がこの人にはあるんだと言う事には愕然としました。。。

 釘を刺しておいたのが良かったのか、幸いそれ以降は変な事にはなりませんでしたが、結婚してからは、妻には何かと冷たい態度をとり続けていました。。。妻には申し訳ない旨は伝え本人も気にしていないと言っていましたが・・・多分私への気遣いもあったと思います。。。

 

 よく、息子が結婚をすると母親は嫉妬めいた感情で嫁に辛く当たったりするケースは多いと思いますが、私の場合は父親のほうが嫉妬・・・

というか、異様な執着心、自己顕示欲、支配欲、のようなものがあった思います。。。(ともかく下品でえげつない)

 

 ボーダーラインという人格障害がありますが、ボーダーの人は「自分が見捨てられる」と言う事に不安を感じやすいと言います。。。

彼の場合、同じ人格障害でも表面に見えてくるものは「俺様」的な自己愛性の人格障害が見られますが、その奥には、対象となる相手(私)が恋愛や結婚という形で離れて行くという所に、異様な執着を見せているとも感じています。。。

 毒親の共通したものには、子供への異様な執着(子離れできない)があると思います。。。これは、おそらく転移感情なのかなと思っています。つまり、毒親の心の中に持つ、子供時代の自分の親への思いなどが、本来であれば親に向ける気持ち(例:見捨てないで)を、自分の子供に向けてしまう状態なのかもと考えています。。。(子供が親代わりになっている)

 人間は、生まれた時は親に依存しないと生きていけません、そして、愛情を受けていく事で心は成長していきます。。。

そして、心は成長していくと、今まで「愛されたい」という気持ちは、薄くなって、「愛したい」更に「愛し合いたい」という心が育ってきます。。。

ボーダーや毒親といった現象は、何らかの理由で、この「愛されたい」という気持ちのまま年齢だけ重ねてしまった状態で、誰かと愛し合いたいという所にたどり着いていません。。。毒親であれば、表面的な関係には親子でも、本質的な所では、親子が逆転してしまうような状態が起きるため、結果関係性が破たんしやすいのではと思います。。。

 

 

 

「社会人」

 子供はおよそ10代くらいに入ると自我が目覚めてきます。。。

自我の目覚めと共に、子供の中で親という存在は、自分とは違った意志を持った人間という事を理解できるようになって自律という意識が芽生えてきます。。。

もれなく私も中学高校あたりには、親という存在の愚かな人間性も理解するようになり、次第に疎ましさも感じるようになってきました。。。

だからといって、非行とかに走っていたわけでもないのですが、家庭では絶対君主的な父親の言う事もまだ受け入れていたと思います。。。

 その後社会人になってみて、色んな大人の人と接するようになって・・・周りの人と彼の感覚のギャップというか、そんなものを感じ始めました。。。まあ得てして親の存在なんてそんなものだと思います。。。

最初の仕事は、彼とは関係のあまりない所で働いていましたが、20歳あたりになると、兄弟3人と共に、父の会社に入っていく事になり・・・

私は、営業の部署に回されて働きはじめました。。。

 社長の息子という看板を背負って働くというのは、会社に入るのはそんなに難しくない分、入ってからは、周りの人にとても気を使うもので・・・

そんな中、業績も上げて行かないと色々と言われるので、仕事も真剣でした・・・そんな中、直属の上司には恵まれて、色々と気を使っていただいて、何とか仕事をこなしていた状況ですが、仕事が終わって家に帰れば、今度は彼の晩酌に付き合いながら、仕事のプレッシャーを掛けられる始末で・・・次第に精神的におかしくなっていきました。。。

 

「恋人」

 この頃になると、自分に彼女ができて、その関係はその時期の唯一の楽しみというか満たされた時間になりました。。。お相手は同じ会社の社員さんだったのですが、気が合ってお付き合いしていました。。。

そして、お付き合いが半年くらいたった頃だったと思いますが、彼女を親に紹介しようと思い家に呼びました。。。仕事がまだ落ち着かない状態だったので、結婚までは考えていませんでしたが、一応みんな知っていてもらった方がいいかなと思い軽い気持ちで紹介したのですが・・・

彼は彼女の「容姿」が気に入らなかったらしく・・・更に祖父までも「あんなのは・・・」的な感じで批判してきました。。。

性格がどうのならまだ解りますが、お付き合いしている本人でもない人達に容姿で批判され、別れる事を勧められると言う事には納得がいきませんでした。。。(この辺りから感覚の異常さを感じ始めます)

 そして、問題はまだ終わらなく・・・その後彼女は突然左遷的なポジションに移動させられます。。。仕事で何か問題があったわけでもない上での左遷だったので・・・まさかとは思いましたが、どうも彼が後ろで手を回していたようです。。。

その後、更に、上司からの指示で、今までは無かった女性社員との同行営業の機会が増えて・・・しかもなぜか容姿が綺麗な人ばかりでした。。。これははっきりとした証拠はありませんが、多分これも・・・。

 私が女性で、柄の悪い男性と付き合っているのであれば、まだわかりますが、ただ容姿が気に入らないという理由だけで、仕事まで操作しようとしてしまう彼には愕然としました。。。

 その後、自分は彼と距離を置く事を考え始め・・・一人暮らしをはじめることになりました。。。

 

 この後も、私の恋愛関係には、色々と難癖、邪魔を繰り返すようになっていきます。。。

 

 

「幼少期」
 私が生まれたのは、彼が企業を始めた頃でしたが、彼の記憶があるのはおよそ5歳くらいからです。。。
私の場合、子供時代の記憶は3歳くらいからあって、当時は活発だったのか近所の家を遊び回っている子供でした。。。
今では考えにくいかもしれませんが、当時の近所の叔母さんたちは、やさしい人達が多く、お菓子をくれたり、古いおもちゃをくれたり、ご飯まで食べさせてくれたり・・・今でもありがたい程可愛がってもらいました。。。
 家では、彼の父で私の祖父にあたる人とほとんど過ごしていて、その頃には祖父も落ち着いていたので一緒にいて違和感はあまりなかったのですが、寝る時まで一緒だったので、それが唯一違和感を感じていました。。。
 
 私には、兄弟が2人いますが、他の二人は親と暮らしている事が多く、違った環境で育っていくため、どこか感覚的に他の兄弟にズレがあるように思います。。。
 「認知」という言葉がありますが、例えば「誰か初めて会う人を見て、その人はどんな性格の人なのかをぼんやり想像します」その時に、多分いい人だろう・・・恐い人だろう・・・と人によって違いが生まれます。。。
これは過去の経験が影響していて、違いが生まれます。。。
これが、子供時代の経験になると、大きく人格形成に影響してきますので、おそらく、他の兄弟は親と過ごす時間が多かった為、親の感覚が人格形成に大きく影響していて、私とは違う認知の仕組みを形成していった思います。。。
 
「父の記憶」
 前述しましたが、私の父の記憶があるのは、およそ五歳くらいからで、当時は異様な邪気を発している鬼のような存在でした。
彼が仕事から帰ってくると、意味も無く怒鳴られるので、足音など帰ってくる気配がすると逃げていた記憶があります。
そんな彼は、仕事は順調だったものの、家庭やプライベートでは荒れていて、家にはあまりお金を入れずに、愛人を作って家に帰ってこなかったり・・・更にはその愛人を家に上げて、母にご飯を用意させて二人で酒を飲んでいるというような始末でした。。。
 
 いつ頃からは記憶がありませんが、おそらく私が小学生5年くらいだった頃になると、父の晩酌に付き合うようになっていきました。。。
一緒に飲むわけではありませんが、一緒にいてただ、よく解らない父の仕事の話やら、人生訓やらを延々と聴いていたと思います。。。
今思うとちょっとしたカウンセリングのような状態なので、それによってかはよくわかりませんが、父も少し穏やかになり・・・何より家にも帰ってくるので母が喜びます。。。結果的に母がいつもイライラしたり泣いていたりという事が少なくなるという思いが少しあったのかもしれません。。。
 これは「エディプスコンプレックス」というものの一種かなと思います。。。
基本的に子供は、異性の親に最初に恋みたいなものをしやすく、同性の親はそれを奪う敵と思いやすい現象です。
 
 この晩酌を付き合うという行為が一時的に平和をもたらす行為ではあったのかもしれませんが、後々に異様な執着も生むことにも繋がって行きます。。。

 

 私の場合毒親となったのは「父親」の方で・・・自分が幼い時期には、毒をあまり感じていなかったですが、今思えばやはり毒親となる素養はあったと思います。。。
この人物がどのようにして、毒親となっていったのかをまずお話させてください。。。
 
「幼少期の環境」
 彼の過去を知る彼の兄弟などから聴いた話では、彼は田舎の大地主の家に生まれ、お手伝いさんがいるような裕福な家庭で育ったようです。。。
兄弟は男3人女3人で、三男として生まれました。。。幼少期は彼の祖母に過保護に育てられたようで、
性格は大人しく、触っただけで泣き出すような気弱な子供だったと聞いています。。。
 家庭環境は、彼の父にあたる人が、軍人で厳しい気性の人で、子供の躾にも厳しく、イタズラなどが見つかると、執拗に怒っていて子供を追い詰めるような怖さがあったと聞きます。。。また異性関係が生涯安定した関係が作れず・・・結婚に関しては、彼の母親と結婚する前に一度結婚をしていて、結婚の最中に愛人が出来、今度はその愛人と結婚をします。。。その人と再婚し彼は生まれてきました。。。その後も彼の父は異性関係にはだらしなく、人生で3度結婚した他、浮気も多かったようです。。。
 
「生家の破産」
 そんな環境で育った彼は、終戦と共に、大きく環境が変化していきます。。。終戦当時に国から、「農地解放」という政策がとられた影響で、地主だった彼の家は資産が激減し始めました。。。ただ、にも関わらず、今までの裕福な生活が忘れられなかったのでしょうか・・・彼を含めた家族たちは、残りの資産も道楽、浪費を続けていて・・・最後には多額の借金まで抱え破産しました。。。
 破産後に、彼の父と彼の兄弟たちは、夜逃げのように他の土地に逃げて行きます。。。そして彼だけ、現地に残り、借金取りの対応に追われたそうです。。。
当時彼は、まだ10代くらいだったと思いますが、親は自分だけ逃げて、子供に親の借金の対応させるというのは、やはり彼の親にも異常性があったと考えます。
 
 その後、彼も親の居る土地に移り、結婚をし仕事を始めます・・・最初は職を転々としてたようですが、セールスの仕事に就いた時に、先天的、環境的に備わっていた「サイコパス」という資質が生かされ始めます。。。
(サイコパスについては後程詳しくお話しさせていただきます。)
程なく起業も始め、時代は、高度経済成長からバブル期と時代の波もあり発展していきました。。。
 ただ、仕事の発展とは別のところでは、彼の兄弟とのイザコザが絶えず、夫婦関係も喧嘩が絶えない関係だったと思います。。。
 
「まとめ」
・生来は気弱な気質だった
・過保護な環境の反面に、やや虐待的な親の存在があった。
・成人していく頃にはサイコパス的資質が観られてきた。

 

 最近はテレビドラマなどでも、「毒親」という存在は、多く取り上げられるようになりましたけど。。。
今シーズンのドラマでも、「明日の約束」では、主人公の藍沢尚子(井上真央)の母親(手塚理美)や、
仲間由紀恵が演じる、吉岡という生徒の母親など・・・毒親をドラマで見事に表現していると思います。。。
 
 ここ数年の間に急速に広まった「毒親」という問題。。。
現実には、毒親がいる人たち・・・それぞれの家族という殻の中で起きていて、実際の所はどういうものなのか?
本当にドラマで観るような事が起きているのか?。。。
 
  詳しくは後で、お話させていただきますが、私は30台から心理学を学び始め現在は心理カウンセラーをしています。。。心理学を学んで、初めて自分の親の異常性に気づき、その現象は自分だけでなくドラマでも取り上げられる程に世間に広がっている事と推測しています。。。
 
 私という一人の体験談ではありますが、今後こちらのブログで、「リアルな毒親」というものはどういうもの?
と言う事を皆さんにお伝えし、更に自分なりではありますが、毒親の実態だけでなく、心理的に観た毒親の仕組みや対処法などもお伝えできればと思います。。。
 
以上です。。。