Zoomでヴァイオリンのレッスンをしてみると…?①スマホのみでトライすると、こうなった
音楽の仕事をしている人は、ほぼ全員同じだと思いますが、演奏の仕事は、100%なくなってしまいました。まったくの無収入になっている人も、少なくありません。
しかし、学校が休校になり、ずっと家にいる子どももいるし、仕事が在宅になって少し余裕ができた社会人もいます。喜ばしいことは何もないのですが、レッスンのキャンセルについてやり取りをしていて、普段あまり練習しない生徒が、ちゃーんと練習していたりするらしいということが分かってきたのです。
とはいえ、対面でレッスンできるような状況じゃありません。キャンセルにはなってしまう。しかし、こちらも時間だけはある。オンラインでレッスンをする方法を模索することになります。
以前は、そういう場合はスカイプ、だったと思います。この世界的巣ごもりの中、脚光を浴びているのは、やはりZoom!
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
ヴァイオリンのレッスンをするのに、どういう問題があり、どうすればできるのか、いくら調べても分からないので、…やってみました!!
調べてすぐに分かることは、とてもざっくり、調べてもなかなか分からなかったことは、とても細かく書きますので、それ何?と思うことがあったら、さっとググってみてください。
まず、スマホのみでトライしてみた
スマホの場合、レッスンをしてみること自体は非常に簡単です。僕のスマホは、Androidなので、
①googlePlayで、アプリをインストールし、
②サインアップ(登録です)して「ミーティング」というのを作り(時間を決めておくことができます)、
③その「ミーティング」のURL、ID、パスワードを生徒に送る
これで準備完了です。この辺りは、会議で使う場合などと全く一緒なので、調べてみればすぐ分かります。
実際やって見るにあたって、できれば
①Wi-Fi環境がある
と、いいのは間違いない。
さて、ヴァイオリンのレッスンをするために、特殊に必要なこととしては、
②肩くらいの高さに(できるだけ立てて)スマホを設置し、してもらう
だと思います。
この②の条件が、案外難しい。そんな高さに物が置けるような家具などが、たまたま都合のいい場所にあったりなんて、まずしません!また、横置きで、地面にかなり垂直にしておく必要があるのです。普通のホルダーに置かれると、あおり(下の方から上を撮った映像のことです)しか見られないので、右手だと肩や肘、左手は指が見えません。事前に、少し調整が必要です。
実際にレッスンをしてみると、案外できるものです。見て欲しいところ、カメラに寄ったりなんかしてみると、ちょっと面白かったりもする。
しかし、やはり問題も多かったのです。まず、
音が割れる!
最初から分かっていたのですが、スマホのマイクは、人がしゃべる音をうまく拾うようにできているけれど、楽器の演奏音なんかはメチャクチャになるようできています。
特にヴァイオリンは、高音がぐちゃぐちゃに割れてしまって、耐え難いものがあります。とりあえず、音量を落とすとか、ソフトに弾くとかして、まあ何とかならないわけではありませんが、このクオリティでは生徒に申し訳ないなあと思ってしまいました。
すぐに改善に入るのですが、ここからが大変だった…!
…という話、次に書こうと思います。写真を撮る、というようなことは忘れていたので、字だけですみません。次からは少し写真も入る予定です!