ロマンティックに、エレガントに!
どうもタンゴのヴァイオリンというと、荒っぽく弾くのだ、と思われているようなのですが、違うと思います。荒っぽく音を出すこともありますが、一部でしかありません。
音が跳ねるから、荒っぽく感じるのでしょうか?タンゴでは、リズムが入り込んでいるメロディーが多いかもしれません。リズムの事情が優先されている部分もあります。だからでしょうか?
しかしどちらかというと、ヴァイオリンはエレガントな部分を担っているのです。このタンゴの一面、もっともっと追求したいと、ずっと思ってきました。そのための弓の使い方、音程、ヴィブラート……の出来る身体の使い方。聴けば聴くほど、弾けば弾くほど奥が深い。
極めて力強く、スウィングするリズム。溜まり、開放されたときの雪崩のような突っ込み。ヴァイオリンのロマンティックでエレガントなことは、まさしく究極。
巨匠オスバルド・プグリエーセの残した録音には、そんなタンゴの醍醐味が詰まっています。
だから、メンバー全員で音源を研究しながらリハーサルをする、メンターオです(回りくどい宣伝でスミマセン)。一人ひとりではなくみんなで、この音源を研究することが、とにかく面白い。そして、色々なことが折り重なるように分かってくるのです。
今週土曜!ここのところ、毎回予約満席なのですが、先週時点では、少し残席ある?くらいの状況でした。少しでも興味がおありの方、後悔させません。ぜひ聴きにいらして下さい!
OPEN 16:00 START 17:00
雑司が谷 エル・チョクロ http://el-choclo.com/
東京都豊島区南池袋3-2-8
charge:予約4800円 当日5100円 学生3800円
出演:
池田達則(バンドネオン)
専光秀紀/宮越建政(ヴァイオリン)
松永裕平(ピアノ)
大熊慧(ベース)
ゲスト KaZZma(ヴォーカル)
予定曲目:
エル・チョクロ ドン・アウグスティン・バルディ レクエルド エバリスト・カリエゴに捧ぐ エル・アディオス とか?