ロマンティックに、エレガントに! | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

ロマンティックに、エレガントに!

 どうもタンゴのヴァイオリンというと、荒っぽく弾くのだ、と思われているようなのですが、違うと思います。荒っぽく音を出すこともありますが、一部でしかありません。
 音が跳ねるから、荒っぽく感じるのでしょうか?タンゴでは、リズムが入り込んでいるメロディーが多いかもしれません。リズムの事情が優先されている部分もあります。だからでしょうか?
 しかしどちらかというと、ヴァイオリンはエレガントな部分を担っているのです。このタンゴの一面、もっともっと追求したいと、ずっと思ってきました。そのための弓の使い方、音程、ヴィブラート……の出来る身体の使い方。聴けば聴くほど、弾けば弾くほど奥が深い。
 
 極めて力強く、スウィングするリズム。溜まり、開放されたときの雪崩のような突っ込み。ヴァイオリンのロマンティックでエレガントなことは、まさしく究極。
 巨匠オスバルド・プグリエーセの残した録音には、そんなタンゴの醍醐味が詰まっています。
 
 だから、メンバー全員で音源を研究しながらリハーサルをする、メンターオです(回りくどい宣伝でスミマセン)。一人ひとりではなくみんなで、この音源を研究することが、とにかく面白い。そして、色々なことが折り重なるように分かってくるのです。
 今週土曜!ここのところ、毎回予約満席なのですが、先週時点では、少し残席ある?くらいの状況でした。少しでも興味がおありの方、後悔させません。ぜひ聴きにいらして下さい!
 
 
2/18(土)
 OPEN 16:00 START 17:00
  雑司が谷 エル・チョクロ http://el-choclo.com/
 東京都豊島区南池袋3-2-8
 charge:予約4800円 当日5100円 学生3800円
出演:
 池田達則(バンドネオン)
 専光秀紀/宮越建政(ヴァイオリン)
 松永裕平(ピアノ)
 大熊慧(ベース)
 ゲスト KaZZma(ヴォーカル)
予定曲目:
 エル・チョクロ ドン・アウグスティン・バルディ レクエルド エバリスト・カリエゴに捧ぐ エル・アディオス とか?