音から再現する世界
いつの間にか、明日なんですが!
古典タンゴに限定して取り上げているのに、ツンツンにトンがったバンドのライブ。
それもディ・サルリに、デ・カロという、二つのスタイル以外ほぼやらない。曲がじゃありません、演奏スタイルが、です(そもそも、デ・カロのスタイルで演奏する団体って、あるんだろうか?)。
ディ・サルリは、「タンゴの紳士」と呼ばれ、タンゴの中のタンゴ、と言ってもいいタンゴを演奏した、偉大なるマエストロ。踊りをやっておられる方々には、よく知られ、好まれているスタイルです。
デ・カロは、後の全てを変えたといってもいい、タンゴの革命者です。何を革命したのかは、どこにでも書いてあるのですが、書かれていないこととしては、リズムとメロディーの感じ方を根本的に変えたんじゃないかなあ?と、演奏して感じています。メロディーが、あからさまにスウィングしながら伸び縮みしてしまう!
ディ・サルリは、「タンゴの紳士」と呼ばれ、タンゴの中のタンゴ、と言ってもいいタンゴを演奏した、偉大なるマエストロ。踊りをやっておられる方々には、よく知られ、好まれているスタイルです。
デ・カロは、後の全てを変えたといってもいい、タンゴの革命者です。何を革命したのかは、どこにでも書いてあるのですが、書かれていないこととしては、リズムとメロディーの感じ方を根本的に変えたんじゃないかなあ?と、演奏して感じています。メロディーが、あからさまにスウィングしながら伸び縮みしてしまう!
参考になる動画、一切なし(あれば随分違うのに…)。全てを録音から再現する世界です。デ・カロなどは、1920年代の録音。物凄く状態の悪い音から、どうやって演奏しているのかを探ります。
……と、大変そうに言うものの、我々の先輩たちはみんな、そうやってこられたのですが。改めて、凄い人たちです。
8月21日(金)
18:30開場 19:30開演
18:30開場 19:30開演
エル・チョクロ(雑司が谷)http://el-choclo.com/
出演:
専光秀紀 / 宮越建政(バイオリン)
松永裕平(ピアノ)
KaZZma(ボーカル)