追憶のロカ
5/10(日)です!
現実をスパッと忘れ、快く逃避する…それは、自分を保つために、案外大切なことかもしれません。暫し逃避できる、ロマン溢れる異界を作り出すことを目指し、半年ぶりのトリオです。
……僕が逃避していた訳ではありませんが、いや確かに、ブログの方はずーっと書いていなかったー
5/10(日) OPEN 15:00 START 16:00 MC ¥3300
@雑司が谷 エルチョクロ http://el-choclo.com/
豊島区南池袋3-2-8(副都心線雑司ヶ谷駅1番出口 徒歩2分半)
出演:
宮越建政(Vn)
出演:
宮越建政(Vn)
三枝伸太郎(Pf)
大柴拓(Gt)
人の声こそが、ヴァイオリンの完璧なお手本だ、というのはバロックの時代にはすでに言われていたようです。しかし最近では、そういった系統の演奏は流行らないようです……
しかしタンゴでは、人の歌い方を換骨奪胎、という感じでいただいているのではないかと思う方法が多々ありまして(勿論、ヴァイオリンだけじゃありません)、メロディーをより歌い込むために、リズムから極端に逸脱することさえ、よくあります。実際やってみると、拍どころか、小節線すらザックリした枠程度になるほど縛られなくなる時も。音を伸ばせば広がりを感じますし、その分後を詰めるから、今度はそこに勢いが生まれる。毎回歌が違ってくるし、ズレも変わるし、そりゃあもうカーチェイスしているような、火花散る感覚です!
しかしタンゴでは、人の歌い方を換骨奪胎、という感じでいただいているのではないかと思う方法が多々ありまして(勿論、ヴァイオリンだけじゃありません)、メロディーをより歌い込むために、リズムから極端に逸脱することさえ、よくあります。実際やってみると、拍どころか、小節線すらザックリした枠程度になるほど縛られなくなる時も。音を伸ばせば広がりを感じますし、その分後を詰めるから、今度はそこに勢いが生まれる。毎回歌が違ってくるし、ズレも変わるし、そりゃあもうカーチェイスしているような、火花散る感覚です!
そしてその正真正銘のライブ感は、聴く方々にきっと伝わっているはずです。
さあさ、ご都合許される方、5/10は雑司が谷はエル・チョクロまで、ぜひぜひお運びくださいませーッ!
……といったところで、さて、まだ残っている譜面を書いちゃいますか!!
普段は、タンゴらしい劇的で重い音楽を演奏することが多いですが、このトリオでは主に、明るく、エレガント、恍惚の世界を求めていきます。タンゴらしさは、ほとんど感じてもらえないかもしれません。
しかしほとんどの曲は、あくまでタンゴの方法で表現します(時々、いや、そこそこ他の方法も使います)。そして、時々狂うほど疾走し、時には深く暗い海の中に辿り着く。しかし常に、ロマンティックであり続けるのです。
モダンで知的、あるいは恍惚感溢れるサルガンの音楽は、何と粋な世界!オリジナルは、まさしく現在の我々の音楽。もちろん、好評の自由なピアソラも、何が起こるか当然自分たちも分からないアドリブソロも、しっかりやります!
さあさ、ご都合許される方、5/10は雑司が谷はエル・チョクロまで、ぜひぜひお運びくださいませーッ!
……といったところで、さて、まだ残っている譜面を書いちゃいますか!!
