秋の記(4) 名古屋 | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

秋の記(4) 名古屋

 11月末のことですが、名古屋へ!

新幹線

 名古屋駅では、何と言ってもこれがお出迎え。僕にとって、この地域の食べ物は、何と言っても味噌串かつをよく覚えているのですが、きしめんも捨てがたい。

きしめん屋
 もちろん、仕事をしに来ています。
 なかにし陽子さんのリサイタル。小松真知子とタンゴクリスタルで、バックを勤めます。
 このお仕事は、毎年ほぼ同じメンバーで、同じアレンジの譜面を弾いています。バレンテ、レデスマ、コランジェロの書いた譜面。面白く、難しい。
ステージ

 個人の判別は難しいと思いますが、写真奥から、ピアノ小松真知子さん、ベース田辺和弘さん、バンドネオン早川純さん、ヴァイオリン吉田篤さん、自分、というメンバーです。

 終演後、会場・愛知県芸術劇場を出ると、テレビ搭が出迎えてくれます。これは、昔も同じでして……。

電波塔

 僕がテレビ局で働いていた頃、このホールの隣の建物によく来ていました……。仕事が終わって外に出ると、同じこの風景だったのです。

 箱舟(のように見える、下の写真の建物)。これを見ると、名古屋に来たな、といつも思います。名古屋に来るときは、今も昔も、名古屋駅周辺に立ち寄らず、まっすぐ地下鉄で栄に来て、仕事に向かうからだと思います。

箱舟
 ラジオドラマの演出をした時、この界隈で、音効さんの行きつけの店だった、ドナ・リーに何度か連れて行ってもらいました(それも、何度もライブを聴きに行った、jazz inn LOVELY の向かいです)。そして、それまでほとんど飲んだことのなかった、ベルモットというお酒の美味さを教えてもらいました。
 
 そういったわけで、行ってみたいお店も多々あったのですが、今年はやや控え目に。次の日からは、オーケストラのリハーサルがあって、これが難曲ぞろい。それも、原因不明のアクシデントに見舞われ、まったく油断できない状況だったからです。