いざ往かん、蕩揺う時間の旅路!(8/9はがんばります、という意味)
聴いていると、ゆるやかで静かなのに、譜面を書いてみたらグチャグチャに音符だらけ。それを、あくまでロマンティックに、しかし時にリズムは強く打ち出し、メロディーだけは時間どおりでなく伸び縮みしながら、…いっっっぱい音符を弾き倒し続ける必要があるのです。涼しい顔で。
↑ピアノはずーっとこんな感じ。コードも入ってない、書き始めの頃にとっておいたバックアップ。実際にはこれに手を入れて使います。
……みたいな曲をずーっと練習しました。8/9初回リハーサル終了。極めて順調です!
今回、新しく演奏する曲が、ほとんど難曲なので、実はヒヤヒヤしていました。
それは、我々三人がやっている曲目の中で、もっとも難しいシリーズで、オラシオ・サルガンというピアニスト/作編曲家の作編曲したものです。
サルガンは、大編成、5重奏(キンテート・レアル)、デュオ(ギタリストのデ・リオと)の録音を聴く事ができます。どうしてか僕は、ヴァイオリンが入っていないのにデュオが一番好きで、あの自在な時間と絶妙なアンサンブル、独特の美しい進行は、いつ聴いても惚れ惚れします。それを、3人で体験すべく譜面を書きました。トライして1年弱。
まだまだではありますが、リハーサルを始めてまもなく湧いてくる、サルガンの音楽らしいノリとムード、とても気持ちいい!
↑デザインの仕事も素晴らしいギター大柴くんは、ギターケースも素敵なので、ケース参加で3S撮ってみた
さらに、ピアソラ、三枝くん大柴くんのオリジナル、バラードが多めにあります。これらは、まだほとんど当たっていないので、ほとんどコメントができませんが…。
バラードは、元がタンゴの歌だったり、スタンダードだったりしますが、アレンジは書かずに、即興的にフェイクやインプロを入れて演奏します。
7/26、小松真知子とタンゴクリスタルでのリハーサル、本番で大きな刺激を受け(この話もブログに書かないと!)、あまり技に頼らず、シンプルなメロディを、ヴァイオリンならではの方法で歌い切ろうと企んでいます。
ご期待ください!
雑司が谷 エルチョクロ http://el-choclo.com/
豊島区南池袋3-2-8(副都心線雑司ヶ谷駅1番出口 徒歩2分半)
出演:宮越建政/ヴァイオリン 三枝伸太郎/ピアノ 大柴拓/ギター
チャージ:3300円
連絡先:03-6912-5539 / info@el-choclo.com または、出演者までお願いします