黄金時代の夢の香り、三度。
いつも記事をアップする時期が遅いため、お問い合わせをいただいても完売している、中田智也とシンノンブレがまたやってきます!
タンゴ黄金時代の、その時代にしかなかったであろう何か。それを、今も聴かせてくれる、数少ないプレイヤーである、中田智也(ちゃーさん)、大原一駒両氏を中心に、若手がわらわらと集まって、現状七人編成になってしまった、シンノンブレ。
タンゴで、ヴァイオリンが四本もいる編成は、今や極めて稀、というか、全員いつも全然違うパートを弾いているという意味では、唯一かもしれません。
古きよきタンゴ、ピアソラ、ちゃーさんならではの全くタンゴではない曲も、もちろん入っています。
難しいことを分かりやすく、面白く、素晴らしく弾くことも、僕にとってもちろん大切なことなのですが、すごーくシンプルなことを心に響くように演奏できることには、さらに憧れます。これが、難しい。でも実は、それが音楽家としては、根本的に大事なことかもしれないなあと、思っています。
その点、ちゃーさんや大原さんは流石の境地。僕は、聴いた感じは難しそうなソロを一曲だけ弾かせていただきますが、他の曲は後ろで、大先輩たちの妙技を肌で感じて、楽器を弾いています。
日時:4/20(日) 15時開演
場所:雑司が谷 エル・チョクロ
東京都豊島区南池袋3-2-8
http://el-choclo.com/contents/?page_id=4
(東京メトロ「雑司が谷」駅 徒歩2分半)
チャージ:4000円
出演:
ヴァイオリン 中田智也/関由美/宮越建政/岩楯麻里
バンドネオン 大原一駒
ピアノ 丸野綾子
ベース 松原正樹