『その名は、ピアソラ』没後20年スペシャル
ピアソラの音楽を体感する!
音楽同様、その人生もドラマティックだった!―――
しつこい割りに、フツウのコピーになってしまった……
一昨年、去年と、東京、北陸、東海で計10回(だったかな?でも10回はやりました)上演した、『その名は、ピアソラ』。
ピアソラ没後20年の今年、また新たな姿でお目見えすることになりました。
これは、クォ・ヴァディスという4人バンド(何となく休止中)の一演目として登場した作品なのですが、予想を超えて評判がいいことに調子に乗ってみたら、再演に再演を重ね、小さいけれどあったかいツアーまで出来てしまったものです。
たまたま今年がピアソラ没後20年だったこともあって、再演を希望されるお客さんが結構増えてきたのに応える形で、新しいバージョンを作ることになりました!
コンセプトは変わらず、話も音楽も全面的に変わります。
「映画を見ているようだった」と言ってくれた方が、何人もいらしたのですが、この出し物は、本当のところ、とても単純です。
ピアソラの人生を物語しながら、彼の曲、彼の聴いたであろう曲を演奏する、それだけです!ただし、単純に曲のエピソードを話すのではなく、映画のようなストーリーになるよう入念に構成して、台本を書いています。
ストーリーを感じながら音楽を聴くと、音楽になじみが薄くても、かなり感情移入しやすくなるようなのです。
台本は、自分がテレビ局で番組を作る過程で学んだ方法で書いています。
そこに、勉強していたけれど、ほとんど使わなかった、映画やドラマの台本や構成の方法を、少しずつ加えて改良してきたものです。
まだ書きあがっていませんが、これまで以上に感情に訴えながら、「分かる」感覚が大きいものに出来そうです。
満を持して、今回は、ピアソラにとってベストの編成だったと言われる、五人編成、キンテートでお届けします。
タンゴの仕事を始めた頃、とてもお世話になったミュージシャンにも参加してもらって、いつか一緒にやってみたかった組み合わせの一つを、実現することが出来ました。しかも、全員姓が漢字二文字です。
日時: 10月28日(日) 19時開演
場所: Live House Buddy
東京都練馬区旭丘1-77-8 双葉会館B2F
TEL & FAX:03-3953-1152
(西武池袋線「江古田」駅 徒歩2分) ←池袋から江古田は、実はたった6分!
出演: 宮越建政/Vn・構成
北村聡/Bn
丸野綾子/Pf
田辺和弘/Cb
大柴拓/Gt
チャージ:3500円(1ドリンク付き)
詳細は、また後日ご案内いたします。この作品の世界を、みなさんと共有できたら幸せです!