『ロコへのバラード』 | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

『ロコへのバラード』

 待ってましたッ!『ロコへのバラード』!!

 20日夜、ついに観てきました!


 どうしても観たくて、何とか都合をつけられたんですが、いやもうその甲斐があったなんてものじゃありません。

 当然のように音楽は素晴らしく、ダンスやストーリーと一体になって、むしろ主役のように目立っているのに邪魔もせずに、一つの世界を作っている。そう思いました。


 よくわかっていなかったのですが、小松亮太さんが出られる本番とそうでない本番があるらしく、僕が観た舞台には出演されていました。近藤久美子さん率いる、キンテート・オセイロは本当に素晴らしい、大好きなバンドです。そこに数曲だけ亮太さんが参加されるのですが、途端にガラッと空気が変わる。その後、参加されない曲が来ると、また空気が変わって感じました。新鮮な経験でした。これぞゲスト、ってものなのかな?


 僕が知らなかったのは、それだけじゃありませんでした。もっと肝心なことも知らなかったのです。

 一言じゃくくれないけれど、ミュージカル仕立て、だったんですね。

 でも、何か根本的に違う感じもしました。歌の歌詞に感情やストーリーが込められているわけではなく、物語や気持ちが主にダンスで表現されていたところも多く、音楽はもっと大きな力を持っていたと思います。


 3階席にいて、全部が見えたせいか、照明さんが上手なのか、何回か舞台全体が光って見えました。

 ロミーナ夫妻、アメリータとミゲルのカップルの話(というのがあるのですが…)が心に入ってきて、何度か涙がこらえられなくなりました。


 心が溶けました。

 本当に素晴らしい!!

 まだの方は、ぜひ観にいってみてください!僕も、せめてもう一度観にいけないのが残念でなりません!


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