台風前夜、のつづき | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

台風前夜、のつづき

 20日、富山での仕事は、ソロで弾くものでした。

 たった30分ほどではありますが、宴会の中ヴァイオリン一本で演奏するというのは、かなりハード。前回の記事は実に和やかな内容でしたが……翌日、そんな仕事が待っていたのです。


 非常にありがたいことに、スタッフのみなさんも快く色々な注文に応えてくれ、準備万端で臨むことができました。

 中秋の名月が前の週。また、参加されている方の何割かが、東北でのボランティアから帰って来られたところ。よって、観月の会、かつ東北の地震がテーマでした。

 日本や東北に由来の曲、鎮魂の曲など、ジャンルも様々ですが、何しろ一人で弾きました(笑)


 宴会中なので、みなさんお互いお話をされていて、聴いているようには見えません。ところが、実は多くの方に聴いてもらっていたのです!向こうを向いて話をされているのかと思っていたら、さっと振り返って口ずさむ方が何人もいらしたり、なかなか心憎いのです。さすが、ライオンズクラブ!


 しかし、聴きやすいようにと演奏の間に挟んだ話は、聞いてもらえない、というより聞こえない。皆さんの会話の中に埋没してしまい、自分でもよく聞こえないのです(笑)!これには、いささか参りました。しょうがないので、折角聴いてくれている方々がイライラしなくてもいいように、急遽大幅短縮。多分、辻褄はあったはず!


 演奏終了後は、みなさんに混じって食事をいただき、会話する機会を持ちました。多くの方に声を掛けられ、いや~、うれしかったです!ありがとうございました!

 あんなに速く沢山ビールを「乾杯」したのは本当に久々で、大学時代を思い出しました。当時はどうやって飲んでたんだろう?すごーく遅くなくなっていました!



にほんブログ村 音楽ブログへ  ←プチッ。とやってやってください