quoVadis東海を行く(1)
東海地方―――。
僕にとって、とても思い出深い土地なのです。生まれたのは金沢ですが、その後すぐ住んだのは静岡県でした(あれ?思い出はおろか、記憶がないですね)。テレビの取材で走り回っていたのも、主に東海地方です。
まずは順調にスタート!今回は、オデッセイに乗って、西へ。
平塚在住のベース・大熊くんのうちに向かいます。この日はとにかくとても陽が強く、紫外線が肌に突き刺さってくるような日でした。サングラスで思いっきり防御していたのに、平塚に着く頃には目がヒリヒリしていました。
大熊くん、池田くんと合流。なんて遠いんだろう……、大熊くんの日ごろの苦労がしのばれました。毎回大変だこれは。
運転を大熊くんにチェンジ。少し休ませてもらいました。これから先は、ほとんど一本道。初日の会場、浜松を目指します。
予期せぬことが起こるのが旅。こういうときは、注意していても何事かが起こるものなのに、なぜか今回の旅はとても順調!
ギリギリだけど、スケジュール的にも何とかなりそうだ、と思っていたのは、浜松のサービスエリアで休憩していた頃。この先にとんでもない落とし穴が待っているとは……
浜松サービスエリアを出ると、降りる予定の浜松インターはすぐそこ。
行き先を地図で確認しておいたので、ここで大熊くんとチェンジ。運転席に座りました。シートベルトをして、エンジンをかけて、出発!そして本線に合流するや否や、となりにパトカーがやってきて、何か言いだしました。な、なんだなんだ?!
スピードだって出してないし、警察につかまるようなことは何もないはずなのに。
結局パトカーは前に出てきて、後ろの電光掲示板に「ついて来い」と表示されます。そして浜松インター出口に連れて行かれました。
後部座席のシートベルトをしていない、ということでした。それだったのか!……言われてみると確かに、サービスエリア出たばっかりのところですから、まだベルトをしてない瞬間、あったのでしょうね。しょうがない、やられた~ッ!罰金はないけど、1点もってゆかれました。しくしく。
それにしても、元々浜松インターで高速を下りる予定だったのは、非常にラッキーでした!
そんなことで、予定より遅れてしまいましたが、無事会場、田町サロンに到着!
街のど真ん中!
大通りに面してガラス張りのギャラリー。美術品だけでなく、壁や階段まで背景の一部になっているようで、非常に面白い空間なのです。通りに面した部分は、ほとんど前面ガラス張り。まるで巨大なショーウィンドウの中で演奏しているようでした!
予想を超える数のお客さん!フロアを埋め尽くしていました。始まって以来の客数との事で、立ってらっしゃる方もいらしました。ありがとうございました!!とても光栄です!
さらに、外から眺めている方々(通りがかりの人でしょう笑)も。これまた、何だかうれしいじゃありませんか!俄然、盛り上がりました!!
やはり、ピアソラさんの人生も音楽も、本当に凄いんですよね……それを、曲がりなりにも、伝えられた時、何かが起こる!今回もまた、それを実感しました。
丸野さんが高校時代を過ごしたのは、この街だったんですね。恩師との再会は、とても素敵でした。
この日、お世話になった方は何人もいらっしゃいますが、何と言ってもサロンの社長には言い尽くせないほどお世話になりました。その上、自らお客さんの前に出て、インタビューしてくれたり、進行を盛り上げてくれるのですが、これがまた流れるようで、本当にお見事。僕もここまでできたら、最初から台本を書かないで済むのに笑
パチリ、とか書きながら、もちろん自分は撮れないわけで、この写真を撮ってくれた方のブログ、こちら です。ありがとうございました!


