出かけるときは要注意
昔から物忘れは激しいほうで、20歳のときに、もう自分は病気かもしれないと思いました。
家を出て大学に行く途中、
「あれ?鍵掛けたっけ?」
と気になり、帰宅。なんと不思議なことに、ちゃんと鍵はかかっていたのでありました。
それで気を取り直し、大学へ向かっているところ、疑念がむくむくと。
「……あれ?そういえば、確認はした。うんうん。その確認した後、……結局鍵掛けたんだっけ?」
と分からなくなり、もう一度家に帰りました。これがまた、摩訶不思議なことに、鍵は掛かっていたのです!
そして、……2行前に戻る。を、やってしまったとき、イライラするとかではなく、心配になったわけです。
「ヤバイ、自分は」
何の話をしようとしていたのか、ちょうど今忘れたところでした……
最近、いつもカメラを持って出るのを忘れる、という言い訳をしたかったんでした(なんの言い訳にもならなかったけど)。
3日、神楽坂の「オーシャンゼリゼ」というお店で演奏してきました。坂を上がった上のまあまあ大きい通りの地下に、こんな場所が。独特の雰囲気ですが、不思議と京都を思い出しました。
タンゴ歌手、昌木悠子さんのライブで、ピアノの池田みさ子さんと3人で。
このお店は、タンゴだけでなく、別の日には、フラメンコ、シャンソン、カンツォーネと、面白そうな出演者がいっぱいです。
急遽出演することになったので、少し不安もありましたが、楽しかった!
みさ子さんの安定した素晴らしいピアノに、昌木さん貫禄の歌!結局、安心して感じるままに弾きました。演奏することの喜びを感じられる時間。あー楽しい!次はどれやるんだろう、と思ってたら、終わっていた笑
これからは、ちゃんとカメラを持って家を出よう!と、固く心に誓ったのでありました。