第五弾「銀のバリローチェ」
読んでくださり、ありがとうございます!
毎回こんなに長いのに(分かりにくそうな話は全部省略していますが……)、コメントまでいただいたき、本当に感謝しています。さて……
ブエノスに帰るまで演奏はお預け!次の日は、バリローチェ観光の日。
チリとの国境に近いこの街は、銀のようにきらめくウアピ湖を抱き、神がかったように荘厳なアンデスに包まれている。パタゴニアの超自然を手を伸ばせば触れることが出来る、まさしく南米の誇る名所です。
……とか言っておいて、実は、僕一人だけ、観光できませんでした……
え?まさかの展開にぐぅの音も出ない。起きられなかったのです!
つくづく目覚まし時計を買っておけばよかったと思いました(そういう問題じゃない?)。ブエノスについた日から、ヤバイ、買わないと、と言い続けていたにも関わらず、買えてなかったのです。
携帯で目覚ましをかけていたのに(画面を見ると、なぜか鳴っていませんでした)、ホテルのロビーからの電話で目が覚め、本当は5分で行きたかったけど、尋常でない殺気を感じて、……あきらめましたあ!
(手配した会社が言っていたより30分も早い時間が、実際の集合時間だったらしい…)
海外旅行に、目覚まし時計は必需品~。
今回に限って、忘れていました(あと、耳掻きも大切!どちらも「地球の歩き方」にも載ってます)。
独り、部屋で練習して、その後街へ。いや、さびしかった、さびしかった笑(何をやっているんだ……)
cenaの場所、セルベセリア
夜ご飯になってやっとみんなと合流。……日焼けしているのが妬ましい。ちょびっと。自分もどこかで無理矢理焼いてくればよかった……
2日目からの夕食は同じレストランでした。この日は、素晴らしいワイン「ルイジ・ボスカ」を、みんなでご馳走になりました。おいしかったー!
ところで、デザートに、アイスクリームがあったのですが、これがンマイ(すごく甘いですが)!アイスの種類を、色々選べるのですが(もちろんダブルも可)、ドゥルセ・デ・レチェ味というものは日本にはありません。
ドゥルセ・デ・レチェは、どろどろのキャラメルなのだそうですが、飛び上がるほど甘いです!アイスはそこまでではなく、ほとんどヴァニラ?でもヴァニラとは違うんです。機会がありましたら、一度試してみてください!
うぅ、それにしても僕も観光したかった笑……今になって思うけれど、この旅では本当に観光をしていません。他にやるべきことがあったのだと、あきらめるしかありませんでした。
この夜もゆっくり飲みましたー。
そしてバリローチェ最後の日。
前前日にハチに襲撃されたレストラン、Marcaでバリローチェ最後の食事を。
絶品だったチョリソやらも、名物のマスも(個人的には、やっぱり肉のほうが魅力的でしたが)、イノシシも食べ(これも名物)、美味しいワインを飲み、素晴らしいデザート。まさに満喫でした!!
素晴らしいワインと、イノシシ!
食事が終わって、残す時間ももうわずか。
昨日観光できなかったので、湖畔を観光(冷静に書くと、散歩……)。日光浴している人たちがぞろぞろいて、何だか海みたい。……って、人ばっかり気になって、結局自然を満喫できてないッ!ここまでくると、キャラの問題か?
ここまでのマヌケのために、Sayacaさんと会田桃子さんがこの湖畔の散歩、じゃなくて観光に付き合ってくれたのも忘れられません。ジーン……
バリローチェでは長い夢の中にいたようでした(1週間以上いたような気分)。竜宮城に行っていたのでしょう、飛行機に乗って。
治安もよかったし、そこら中にいた犬たちが、とてもかわいかったなあ!これがまた、よくしつけられている感じでした。
そして、再び緊張感が漲るブエノスアイレスへ。そしてその後10日間、ブエノスで過ごしたのでした。
つづく



