僕のマジメな銀座の日々 | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

僕のマジメな銀座の日々

 最近、銀座に出入りしております。

 ぎんざです、ギンザ!!

数寄屋橋通り

 なぜそう感じるのかは分からないけれど、高級感あふれる街並みを歩いていると、自分だけ違う星にきちゃってる気分になります。…女の人はすんごい綺麗なカッコだし、男もビシッとしとる訳です。自分だけいつものカッコで、楽器背負ってウロウロしてるんだから、当然かな?

 もしかすると、すれ違う人は、どこの星から迷い込んだ?ここはてめえの星じゃねえ。星に帰れ、ごるぁ!

 ……と思って僕を見ているかもしれん……と、何だか心細いわけです。



 さて、その銀座は数寄屋橋の近くにあります、サロンWIN。7月から度々出入りして、ちょこちょこ弾かせてもらっています。

WIN入口 入口のたたずまい


 このお店は、これまで度々お世話になり、僕がタンゴにのめりこむきっかけを作ってくれた、小松亮太さん(日本を代表するバンドネオン奏者。9月、10月とまたお世話になります。告知は、もうじき書かせていただきます)のご両親が運営しているのです。


田中・北川・鈴木3S

 先日は、なな~んとスタジオで大活躍、タンゴ・ベースとして長年活躍されている田中伸司さん(写真左)、作曲にその才能を発揮しながら、さらにタンゴも勉強中という素敵なピアニスト、北川とわさん(写真中央)もお見えで賑やかでした。

 右は弱冠22歳にして、すでに各所で活躍中のバンドネオン奏者、鈴木崇朗(たかとき)さん。18歳で単身上京、一心に音楽に打ち込む期待のイケメンです。

演奏  

 小松真知子さんのピアノ、勝さんのギター、鈴木崇朗くんのバンドネオン、に田中さんも入って、初キンテートのぶっつけ本番!……にも、まあ慣れてきました笑

 演奏の様子は、予想される感じとは随分違うかも。お客さんをミュージシャンが取り囲むかのよう↑

 は、迫力だ!!(=至近距離で見られるので、僕は怖いです。ほんっと、緊張するガーン

 プレイヤーはバラバラにいるので、写真が撮りにくいのが残念ではありますが、ありのままに。


 田中さんのベースは、ものすごく響きが太くて豊か!しかもリズミックに音楽を引っ張る。いやーカッコイイ!踊っているかのような弾き方も素敵なのです。

 実は、先月、田中さんが出演しているライブで演奏をお聴きしたばかり。その素晴らしいこと!興奮して毛が逆立ったまま帰ったのですが(断じて、寝ぐせではなく…)、こんなにすぐお会いできるとは。



 ところで……

 お店の奥に、古文書のようなものがあって、ここのところ気になっておりました。

目録

 よく見ると……「新陰流」の文字が大きく書いてある。し、新陰流???!!!

 それって、柳生とかで有名な、剣術の流派では??桂小五郎(のちの木戸孝允)、高杉晋作、伊藤博文などが門下で知られる神道無念流も、 新陰流から生まれたのではなかったかと思います。

「新陰流」! 右に「新陰流」が見える

 剣術の立ち回りのような絵もあるのですが、暗すぎてどうしても写らなかったのが、いかにも残念。

 最後に、花押が押してある!

花押 真ん中のが花押

 …免許皆伝???


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