TV収録、ピアソラ、リハーサル。…ジャコ・パストリアス
ブログネタ:今、疲れてる?
参加中 テレビに映りたい!という話はよく聞くのですが、仕事ならともかく、それ以外で好き(あるいは映りたい)という人、僕には超人のように見えます!!
とある番組の収録が、明日から始まるツアーに入ることになり、リハからロケチームがやってきました。
カメラに撮られるのって、こんなに大変とは…ムチャクチャに緊張しました…
カメラに撮られるのって、こんなに大変とは…ムチャクチャに緊張しました…
かつて自分が、色々な人にお願いをして回させてもらっていたけど(ディレクターは、いつもお願いばっかりしてます。毎回「お願いし忘れ」がないか、ノートに書いていたくらい)、自分自身、スチール写真に写るのすらあまり好きではなかったので、大変さは理解していたつもりですが…(ディレクターは思いっきり裏方なので、映るのが好きな人は少ないかも)
カメラを気にする余裕がないッ!状態ですが、それでも覗かれている気持ち悪さを感じる。
それも、ちらっとついでに写る程度でしかないのに(シーンになるようなヘマは、していないハズ
)、こんなに疲れるなんて。撮影されるには、こういうことに動じない器ってものが必要なんだなあ…
追っかけられていたのは、バンドネオン奏者小松亮太さん
。
水曜にあった、そのご自宅でのリハが、まずは撮影されたということなのですが、Live Imageが終わったばかりなのに、今度は撮影付きツアーとは…。本当にご苦労様です。
↓ワンショット・インタビューを受けているのが、ヴァイオリニスト近藤久美子さん
(←ブログに色々お写真が。一枚お借りしてまーす)
僕が知っている数年前のカメラ、なんとバッテリーで1個約10万エン!!ちなみに三脚は、ハイビジョンになる前から、ビンテン社製の約100万エンのやつが業界標準でした(カメラマンにとっての、楽器と弓、ってとトコなんじゃないでしょうか)。
もっと驚いたのは、マイクを立てていないこと。狭いところでも、2本くらいマイクを立てたり(音声さんにお願いをします)したのですが、カメラマイクだけで(前に突き出しているマイク)、音が撮れるとは…
ビオラの番場かおりさん以外は、初対面ではないですが、昔からCDを聴いていて、名前を知っていた面々とのリハーサルは、正直不思議な気分です。本当にうれしい!←でも、やっぱり緊張した…
『小松亮太&ザ・タンギスツ』でのコンサートで、メンバーの皆さんが回遊魚のよう全国をぐるぐるしていた頃、僕は一観客として会場にいました。それが、自分が舞台に乗る側になるなんて、…人生は不思議です。メリーゴーラウンドです。ぐるぐる~
写真は、小松邸のリハーサル・ルーム?
…とっても広いお部屋です。この人数だと、音がグワングワンなっちゃう感じで、やや弾きにくかったけど、みなさん流石です…素晴らしい!
どの曲も素敵だけど、一番の大曲、ピアソラ『バンドネオン協奏曲』(本来、バックがオーケストラのところを、8人でやってしまう)は、スケールの大きさを感じる名曲!!現代音楽らしい要素も強めですが、ピアソラさんは、彼らしい激しいグルーヴ感と、美しいメロディーの上にのっけて、自然に味合わせてくれます。
何しろ、9人編成、面白い!響きが厚過ぎず薄過ぎず、音の塊が咆哮したり個々の音楽が絡み合ったり、演奏の色々な面白さが楽しめるのではないかと思います。
金曜もリハがあって、残すはいよいよ本番…と、その前に。
夜、ジャコを偲ぶ会(ジャコとは、故ジャコ・パストリアスのこと。空前絶後のベーシスト、作曲家。素晴らしいアルバムが残っています)みたいライブを聴きに行くことができました!
素晴らしい曲、演奏。でも、このプレイが凄かった、とかよりも、ミュージシャン諸氏の、この夭折したアーティストへの純粋な想いが、音楽となって心に残る感じです…心に透明なエネルギーが満ちているみたい!!
素晴らしい曲、演奏。でも、このプレイが凄かった、とかよりも、ミュージシャン諸氏の、この夭折したアーティストへの純粋な想いが、音楽となって心に残る感じです…心に透明なエネルギーが満ちているみたい!!
いざ、行ってきます!!


