歌舞伎町の掟 ~テルミン~ | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

歌舞伎町の掟 ~テルミン~

 話は若干戻ります!!
 4月6日、歌舞伎町のゴールデンエッグ行いました、ライブ。ご来場くださったみなさま、改めて感謝申し上げます!!クラッカー


1st Stage
 めまい(五島悠)
 La Fiesta(Chick Corea)
 Tea for Three(RX)
 木々はうたう(Mauro Pagani)
 Kaleido Scope(鈴木宏昌)

2nd Stage

 Isn't She Lovely(Stevie Wonder)
 (五島悠)
 1.2.3.4!!(ウチダヨシノブ)
 赤土(五島悠)
アンコール

 Spain(Chick Corea)


 大遅刻で幕を開けたライブあせる
 久々にあがってました笑 1曲目が終わった時、お腹が痛いことに気が付いて…
 当日Saxが飛び入りで入った事もあって、直前のリハで、打ち合わせがガラッと変わっちゃったのです!ソロの順番とか、ソロ明けで曲のどこを演奏するか、とか。

 そのため、今演奏しているところの次に、曲のどこに行くのかまったく分からず…スリリング~。お腹イタイイタイ汗


 ここで、Bassのウチダヨシノブさんのことを書いておかないと。
 セッティングのときから、何やら見たことのない小道具(小楽器というか…)がどんどん出てくる!リコーダー×2、サンバホイッスル、ヴォイス・チェンジャー、仏像?、etc.…そして、テルミン!!

(余裕なくて、写真撮り忘れた…ここで使われている写真は、聴きに来てくれた、take1さんにいただきました)
仏像

 他の写真から、「仏像」をトリミングしてみたけど、さすがに見にくい笑

 テルミンは、数年前に映画にもなった電子楽器です。1本または2本のアンテナが立っていて、手を近づけたり遠ざけたりすることで、音程や音量を作ります。音色は、ふわっとしたイメージだったけど、今回は雷みたい音になっていました!雷バリバリ~ッ!!
 しかし、リハーサルでは全然登場せず。一体どうなるんだ??!!


 演奏は、つつがなく進行。みんな上手です。アドリブも素敵だったなあ。
ごっしー 首謀者、五島悠。ありがと!
リーさん Sax平子健介(Leeさん)

 お洒落な曲はお洒落に、でも爆発する曲は、大爆発で。ジャズっぽい曲あり、ポップな曲あり、デス、プログレ、後何だっけ??
 ウチダさんのテルミンの爆音と、ヴォーカルが入ると、ライブハウスはカオスな亜空間になっていました台風あの破壊力は、聴かないと分からないとは言え、↓の写真が多少物語ってくれるでしょう。??手を伸ばしているのは、多分テルミンを弾いているから。空に手を突き出して振り回す様は、まるで超能力者でした…ちなみに、基本はベーシスト叫び

うちださん2

 交互にアドリブを繰り返す、ソロバトル。全員で順番にソロを回していくのもありました。

 フツウのソロは、これ以上は無理です~!というところ合図を出せば、撤退できるのですが(ここまででアドリブ終わるよ、ってことなんだけど)、こういう場合、どこまでアドリブを続けるのか、自分ひとりじゃ決められないので、逃げようがない!
 泣きそうでした笑。まあこれで、アドリブでソロを弾くということに、慣れざるを得なかった!…
Vn+Key with Key沢渡一樹

 そして、マイク。
 やはりこのような音楽にヴァイオリンで参加するには、どうしても楽器本体に取り付けるマイク(か、ピックアップ)が必要です。普通のマイクを立てても、どうしても他の楽器の音に潰される…象に踏み潰されると、こういう気分なのかな…
 しかも、配置が限定されてしまいます。特にドラムの近くは、その音をマイクが拾ってしまって、それだけでヴァイオリンはプチッと潰される。できるだけ遠いところで、可能な限り反対向きに立てるしかないのです。そして、そのマイクに極限まで近づいて、常に最大音量で弾くしかなく…

VN+マイク こういうマイクが必要。

               『タンゴのルーツ』 使用。

 なので、とにかくほとんど動けない!そのため、休憩をはさんで2nd Stageになると、腹痛は少しずつ収まってきたのに、今度は腰がガーン

 次の日、朝から整骨院に行きました晴れ


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