まるで嵐のように通り過ぎてった | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

まるで嵐のように通り過ぎてった

「大入袋」って、見たことあります?

 今回、生まれて初めて見た!…けど、もらい損ねた。中に50円入っていたらしいのに、記念になったのに~むかっ

 しょうがないので、写真だけ撮っておきました~笑
大入袋 ←こういう公演でした


 満席のお客さんが、身じろぎもせずとりつかれたように舞台を観ている姿に、身震いしました。 終演後、本当に長いこと拍手がやまなくて、最後舞台上で解散してもまだ拍手が。本当にありがとうございました。一奏者にすぎない自分が、こんなこと書くのもヘンなのかもしれませんが、そういう気持ちです。

 そして、素敵なミュージシャンと、大好きな音楽をできるなんて、生きててよかったと思います。今回、特にそういう気持ちが強いです。結果、久々に朝までコースでした。完全に飲み過ぎで…記憶が…汗
新作LS 小松亮太新作、最後のリハ


 ピアソラのオラトリオ『若き民衆』、最初音楽だけ聴いた時は、

「これは、一体何なんだろう??」

…と思ったけれど、直前にいただけた、詩の和訳を読むと、ある意味ではよく分かった。そうすると、今度は詩の内容が難しすぎて、より分からなくなってくるのです笑

 前日のリハはホールであって、本番同様、字幕で訳詞が出たのですが、それを見ながら弾いていて、初めて少し分かってきた気がします。やればやるほど、段々分かってくる。でも分からない。好きになってくる。

 この作品は、タンゴではないのでしょう。でも、ピアソラの魂はいつもどおり隅々まで入っている…そんな感じの作品じゃないでしょうか?改めて、ピアソラさんという人の凄さを感じます。
バックショット 自分の座り位置からリハ

 この公演は、NHK-FMの「ベスト・オブ・クラシック」でオンエアされます。5月くらいのようですが、まだ未定です。仕掛け人の小松亮太さんは、さらに再演にも意欲を見せていました。


 本番前のあき時間に、4月に『タンゴのルーツ…ノスタルジー』 で、ご一緒する会田桃子さん が、タンゴ奏法を少し教えてくれました。ちなみに、クラシックとは、ぜーんぜん違う弾き方が色々あるのです。パーカッシブなヴァイオリンの使い方、と言える気がします。…とか言っといて、ホーント僕は不器用です。ちっともできんかった!叫び…幸か不幸か、次にタンゴをやるのはその4月なので、地味に努力してやる。くそ~。


 話の順序がデタラメですが。

 終演後、オペラシティでレセプションがあって、その後近くの居酒屋で2次会。そして、池袋に移動して、3次会。下は、3次会の写真です。この頃には相当ヘロヘロな酔っ払いになっており、…「ジャバラ王子」北村聡さんやコンサートイマジンの法宗さんとか、写ってないし、露出下がって画面暗いし。この後の写真は1枚もないのは、言うまでもありません?
打ちあがりぃ~

 今回の仕事では、本当に色んな人にお会いできて、まるで何かのお祭りみたいだった!

 みんな、本当に素敵な人たち。みんな闘っている。キラキラしてる。世界が広い。



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 ちなみに、僕は「宮越健政」ではありません。「建政」です笑