皆さん乙カレーです♪
今回、炎騎一心の相手は中国勢でございます。
前回のように全くやる気のない相手ではなさそうですね(笑)
おにざけが不在なのでマッチングは若干下がっていると思います。
なので、炎騎なら倒せる相手だと思います。
レベルは相変わらず相手が高いですがね。
なんなんでしょうね?このマッチングは。
巷では中国勢が勝ちやすくするため、日本のかませ犬をあてがっている
なんて声も聞こえますが、果たして真相はどうなんでしょうか??
今回も頑張っていきましょう!
係長おにざけ 第13話
私は鬼酒30才
とある上場企業に勤める平凡なサラリーマン。
地方の拠点ではわからない本社の苦悩というのはあるのだろう。
本社には偉い人がいっぱいなのだ。
人として偉いも何もなく、ただ組織の中では偉い位置に居座っているおっちゃん、ということだ。
この会社を辞めた時点で、私はこの偉そうなおっちゃん達のお客様のそのまたお客様の立場だ。
本社勤務の経験があるわけではないのだが、何となく本社の連中は話をしていても地方を見下している気分になる。ただその中でもやり手だと思わせる人物もいる。
中山(事務員)
「鬼酒係長、本社営業開発部の久保さんからお電話です」
私は、東山君の机の上にあるクッリプ入れに毎日一個入れて何時まで経っても減らない・・・いや、むしろ増えてんじゃね?と何時気がつくかを2ヶ月ほど実験していたが一向に気づかない為、早く気づけよ!とネタばらしをしたが、そんなの気づかないですよ!と、逆ギレしてきたので討論となっていたが止めて受話器を上げた。
私
「はい、鬼酒です」
久保
「鬼酒さん、私、本社営業開発部の久保といいます。」
私
「はい、お疲れさまです」
この久保という人はこの時まで存在を知らなかったのだが、私が凄いと思える数少ない人間の一人となった。
久保
「実は〇〇の物件(チェーン店)ですが、その中の〇〇に関する業務ありますよね、それについて他県の同案件で契約不履行の疑いが発生していまして、そちらどうですかね?」
酒
「それに関しては私も1年以上前から問題提起して支社にまで問い合わせていました」
久保
「え?」
私
「当時、私はこの契約内容に疑問を持って、私なりに解釈しようとしましたが何せ権限が何も無く、上司とせめて支社営業部に問い合わせるので精一杯でした」
久保
「鬼酒さん、その時のことって何か書面等でありますか?」
私
「勿論、ちゃんと支社へのメールも当時の上司に対して提起した議事録もありますので、久保さんにメールします」
久保
「よろしくお願いします。しかし、各拠点に順番に問い合わせているのですが、こんな回答が返ってきたのはそちらが初めてですよ・・・いや驚きました」
この案件はこうだった
とある官庁届に必要な諸検査があるのだが、法律の下で各市町村の条例によって検査及び届出期間が一年に一回だったり二年に一回だったり、更には三年に一回というところもある。
ところが、本社営業部で取りまとめた契約書には全国一律一年に一回となっていた。
私が担当している地域では二年に一回だったため、疑問に思ったのだ。
契約書通りでやるなら届出の必要が無くても年一回実施しなければいけないのだが、それには契約金額が少なすぎるのだ。
私は当時尾崎係長にこのことを伝えたが、【必要のないことなら、二年に一回やればよいのではないか】と、どこに問い合わせることもなく持論を展開し、私に指示した。
私はかならずいつか問題になると思い、そのことを書き留めたものを会議の席で報告し議事録に残した。
更に支社営業部に問い合わせしたが、確認して回答すると返ってきて以降返事が無いので、その社内メールを印刷して物件のファイルに残していた。
ちなみに私は独断で契約書の年一回実施すると解釈し、その部分だけ赤字だが実行していた。
私は早速久保さんにメールした。
数日後、社内掲示板が大変なことになっていた。
久保さんが発信した掲示板には
〇〇株式会社様における○○のについての契約不履行事案について
各位
現在〇〇株式会社様における○○のについての契約不履行が発生しております。お客様に返金と謝罪をすべく今社長決裁を取る稟議を上申しています。
つきましては各拠点の責任者は過去に遡り不履行状況を報告すると共に、顛末書を提出するように。
また、また契約不履行ではない拠点で部下からの申告に関係個所に問い合わせることもなく間違った指示をだした者もいます。
同じく顛末書を提出してください。
最後のやつ・・・私のだ・・・。
そしてこの掲示板への書き込みには、営業部のあいまいな積算の責任はどうなのだとか、みんな保身のための書き込みをしていた。
中山(事務員)
「鬼酒係長、田中支店長がお呼びです」
きたか・・・。
コンコン
私
「鬼酒です」
田中支店長
「入れ」
私
「失礼します」
支店長室へ入ると尾崎課長とともに、今にも血管が切れそうなほど眉間に力を入れた支店長と、椅子に座ってこちらを見つめてくる尾崎課長がいた。
田中支店長
「これはどういうことだ」
私
「これとは?」
田中支店長
「おい、ふざけるなよ、お前が本社にこんなものを送ったおかげで支社も支店も大変なことになっているんだぞ」
私
「それで?」
田中支店長
「なに?」
尾崎課長
「鬼酒係長、確かに当時この案件に関して指示を出したかもしれない、だけど私達も色々と・・・」
私
「課長」
私は会話を遮って
「いいですか、あなた方は今問題になって自身に降りかかっている火の粉にあたふたしているだけで、最初に問題定義したときに真剣にお客様の立場に立って問題に向い会わなかったあなた方の単なる怠慢の結末じゃないのですか?」
まさか私がここまで言うと思っていなかったのか、二人とも呆然としている。
私
「とにかく、今は久保さんの決済結果を待つ以外に何もないですから、失礼しますよ」
私は席について大きなため息をついた。
東山
「係長、大丈夫ですか?」
私
「いや、今回は流石にまずいかもね、東山君世話になったね」
東山
「ちょっとやめてくださいよ」
この夜、もし転勤になったら嫁や小さな子供たちはどうしようか、隣でかすかな寝息を立てている娘を見つめながら眠れなかった。
つづく
※この物語は実際の話を基にしたフィクションであり、登場する人物・団体等は実在するものを一部変更してあります。
