植物園の温室の中の、丸いテーブルに二人、君と座っている。
僕が、何か、言おうとしたら、君が、目を輝かせて、聞こうとする。
そんな君の、子供のような目に、僕は微笑んで、黙り込む。
ねえ、君、、、僕は、小学校を出て以来、君を見ていない、、、
幸せですか、、、? 子供さんは、大きくなりましたか?
そういえば、僕は、君に、好きとも、さよなら、とも、言えなかった、、、
夢でもいい、、、一目、君に、会いたい、、、
夢なら、覚めたら、涙ぐむ、、、
夢でも、君に、会えた、喜びに、、、
鬼武彦 拝