まあ、主にポーランド語のことなんですがね、、、
僕のポーランド語が、文法的に正しくないことを、女房と子供が学校のポーランド語を
勉強しながら、笑っている、、、すぐ、隣の部屋だから、聞こえる、、、
僕が、２１年、ポーランドで女房や息子のためにしたことは、ただ、ポーランド語が
文法的に話せない、、、というだけで、、、否定される、、、
外国に住んでいたら、その国の言葉を１００％話せないと、その国に住んでいる資格はない、、、と言う人も、いるのですがね、、、
それじゃあ、外国に住んでいて、その国の言葉を満足に話せない人間は、どうすればいいのかと聞くと、「死ね。」と言う、、、お前らに、外国に住む資格は、ないと、、、
そういう言葉を吐く人たちは、自分に何か間違いを犯した時に、他人から「死ね。」と、
言われたら、どうするのか、、、「我が身をつねって、人の痛みの強さを知れ、、、！」
と、言いたくなります、、、「お前は、それほど、完璧なのか？他人に「死ね。」と言うほど
お前の人間性は、何もかも、完璧なのか、、、？」と、、、
人種差別の原因が、言葉を満足に話せないからだ、、、という、人がいる、、、
けれど、日本に生まれた在日韓国人で、日本語が日本人と同じように話せるのに、差別されたりする、、、
言語が差別を解決するのではない、、、人間の心が改まらない限り、たとえ国際中立語として、
歴史上、実在する言語では、類を見ないというエスペラント語が、世界語（国際共通語）になっても、差別は、なくならない、、、現に、ワルシャワの青年エスペランチストの長年の指導者である、イ◯ックも、差別主義者だった。。。
言語で、差別は、なくならない、、、
父親が、ポーランド語を文法的に話せないというのを、ポーランド人の女房とハーフの太郎が
笑う、、、という構図は、とてもではないが、褒められたものではない、、、
父親が、このポーランドで２１年間、人種差別と戦いながら働いてきたのは、君たちに笑われるためではない、、、僕は、君たちの幸せを祈って、働いて来た、、、
今、君たち（女房と息子）は、そんな僕を、笑う、、、
君たちは、恩知らずだ、、、
世のポーランド人の多くが、そうであるように、、、
僕は、また、ひとりぼっちに、なってしまった、、、
僕は、ポーランドでの２１年を、まったく、無駄に過ごしてしまった、、、
こんな、恩知らずな人間たちのために、２１年という歳月を、無駄にしてしまったのだ、、、
僕に、「死ね。」と言っていた連中が、笑う声が聞こえる、、、
鬼武彦 拝
