池袋ウエストゲートパーク  Ⅴ 反自殺クラブ | オニシメの自己中毒

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池袋ウエストゲートパークⅤ-反自殺クラブ  石田衣良



続発する集団自殺を、呼びかけるネットのクモ男、風俗スカウト事務所の集団レイプ事件、中国の死の工場を訴えるキャッチガール…ストリートの今を鮮やかに切り取る新世代青春ミステリー。

amazonより


さて、IWGPも5巻まできました。出版されているのは7巻までなのでもうすぐ追い付きますね。

↑調べたら8巻まで出てました(;´▽`A``。もう少しかかりそうですね。


  • スカウトマンズ・ブルース
  • 伝説の星
  • 死に至る玩具
  • 反自殺クラブ

    の4篇からなる、物語。


    今回はちょっと濃い目の感想を、(ネタバレ有ります、注意してください)    



    まず、

    スカウトマンズ・ブルース

    風俗嬢のスカウトマンの話、凄腕スカウトマンに恋した女の子が、悪徳スカウトプロダクションにレイプされビデオに撮られと散々な話。解決はしますが女の子に対する救いは少ない話。ちなみに、もてる極意は「下心無く、女の子の話をひたすら聞く」と言う事です。・・・・無理だ(iДi)


    伝説の星

    一発やのナツメロシンガーの話、かつて大ヒットを飛ばしたロック歌手が池袋にロック博物館を作る夢を実現させると見せかけた、不動産詐欺のお話し、個人的には結構好きな感じのストーリーでオチも好きなタイプだけど些かキャラクターに強さが無いかな。


    死に至る玩具

    中国の工場で過酷な労働を強いられ、心臓発作のために姉を亡くした、中国ヘルスの呼び込み嬢と一緒に日本の玩具メーカーと戦う話。正直『中国の労働力って凄いよなぁ』と日ごろ思ってたので、面白かったけど、Hシーンが有りそうでない、歯がゆさ、欲求不満が残るストーリー。


    反自殺クラブ

    親を自殺で失った、自殺孤児達が急増する練炭集団自殺を止めようとする話。集団自殺を手引きする『敵』としてスパイダーと言う人物が描かれているのだけど、このスパイダーの言う事に共感できるオニシメは自殺願望有りなのか?いや、人間少なからず、自殺したい、と思う時があるんだろうと思う。

    つらい人生をリセットできる魔法のスイッチが自殺なんだとしたら、発展途上国のご飯も食べられない

    子供達はみんな自殺してしまうだろう。

    裕福過ぎるが故の、苦しみ。

    テーマは良いんだけど、登場キャラクターがどうも・・・・・・・・、スパイダーは良かったね。でもマコト側の反自殺クラブのメンバー構成がありきたりで減点。


    総合点は60点かな?(´∀`)

    前回も言ったけど、毒にも薬にもならない、気楽に読めて、気楽に記憶の中に霞む本ですね。

    よく感想を書き留めておかないと読んだ事すら忘れそうな、5年後くらいに

    「あれ~コレ読んだんだっけ?」って悩んでそうな本。


    (採点基準がアヤフヤなので、その時に気分で大きく点数が揺らぐ事をお許しください。)