警察が立ち去ったと同時にすかさず
所長がこちらに向かってくる、さあ、本当の戦いが始まる。
所長「さぁ、どうしましょうか?」
オニ「まぁそうですね、俺としては自転車さえ直れば」
所長「いや、しかし怪我がありますし、後でいろいろ言われましても」
オニ「いえ、怪我は気にして頂かなくて結構です。後からアッチが痛いとかコッチが痛いとかは絶対に言いませんから」
所長「そうですか、まあうちとしてはもうこれ以上事を大きくしたくは無いのでね、オニシメさんの仰るとうりで構わないんですがね。」
オニ「そうですね、自分もここまでオオゴトになるとは、思っていませんでした。」
Y氏は向こうの方を向いている、一言も喋らない。
オニ「じゃあ、自転車の修理代を御願いしても良いですか?」
所長「ええ、それでオニシメさんの気が治まるのでしたら、うちとしては全然構いませんが、」
オニ「じゃあ、傷の確認お願いしますね」
と言って自転車の方へ、
後ろから順に傷の付いている箇所を説明する、リヤホイール、タイヤ、チェーンステー、クランク、ペダル、サドル、ハンドル、シフター、フロントホイール、タイヤ、
特にタイヤとホイールは傷が酷い事、納車から6日しか経っていない事、ロードバイクと言う高額な
自転車と言う事を説明する。
所長「お幾ら位するんですか?」
オニ「部品まで全部ひっくるめると、20万円近いです」
所長「そうですか」(その位で良かった、と言うような言い方で)
所長「では、修理するにしても、新しいのにするにしても取敢えず見積もり出して頂いて」
オニ「そうですね、FAX送ります」
所長「えっとじゃあ」といって名詞を出すこの時点でこの人が所長だと確認。
オニ、名詞を探すが、リュックごと会社に置いて来てしまって無い。
オニ「すいません、あの名詞会社に置いて来てしまいまして」
と、ここで初めてY氏が口を開く
Y氏「あっ、名詞はさっき俺が貰いましたんで」
ん?少し落ち着いたのかな?口調がまろやかになってるぞ。
所長「あぁそうですか、」
オニ「すいませんね、とにかく見積もり出たら送りますね、え~っと所長さん宛に」
所長「御願いします。では、この度は大変申し訳ございませんでした。」
オニ「いえ、こちらこそ」
最後まで、Y氏は謝らなかった(謝らない事で彼の面子は守れたのだろうか?」
あくまで、あくまでオニシメの推測なのだが少しこの推測を聞いて欲しい
Y氏、実は後方確認していて、切り返しを始める前にオニシメに気付いていたのでは無いだろうか?
仮にもプロの運転手である彼が、路肩プラス1メートル程の空間を開けた左側を確認せずに
切り返しを行うだろうか?自転車どころか、大型バイクだって通れる幅だ、更に思い出して欲しい
オニシメが転倒して直ぐに観た、Y氏の表情を、そう、「ざまぁみろ」の表情をしていたのだ、
更に口論中に彼は「突っ込んで来たのはお前の方だ!」と言っていた。
Y氏、現場検証の際に、「気が付いたら自転車が転んでいた」と言ったらしい、「切り返ししていたら自転車が突っ込んで来た」ではなく「気が付いたら自転車が転んでいた」と、普通目の前に自転車が転んでいたとしたら、「ざまぁみろ」の表情は浮かばないだろう、普通であれば、「やっちゃったか?」である、
バスで自転車を轢いたらどうなるか、考えなくとも解る、つまり怪我をしているのは間違いない。
轢いてしまったかもしれない(怪我しているかもしれない)人に向かって、「ざまぁみろ」の表情を向ける
事が出来るだろうか?
さらに、「やっちゃった」かも知れない相手に向かって、開口一番「文句あんのかテメー!」絶対に出てこ
ない言葉である。
オニシメの推測したY氏の状況は、
今朝もハザードランプを点灯させ、対向車が止まってくれるのを待っている、朝は込むのでなかなか
対向車が止まってくれない、すると、対向車のトラックが止まってくれた、
すぐさまギアをローに入れ動き出す、
と、左後方に派手なヘルメットを被った最近のガソリン高とECOブームで急に増えた高そうなチャリ、
いわゆる、車道を走る『邪魔チャリ』が来た。
バスが動き出すと一瞬ひるんだが、この邪魔チャリ止まる気配が無い、
「何やってんだよ!バカ!轢いちまうぞ!」と、一瞬アクセルを緩めたが、何やら沸々と怒りが沸いてくる
「大体チャリが車道走るのがおかしいんだよ!ちょっと脅かしてやるか」、
アクセルを踏み込みいつもよりも、大げさに歩道に頭をねじ込み、邪魔チャリの進路を塞ぐ
「どうだ、ビビッタか?」
しかし、思ったよりも邪魔チャリのスピードが速かったのか、邪魔チャリは、すぐそこまで迫ってきていた。
邪魔チャリは急ブレーキを掛けタイヤをロックさせ、フラフラとバランスを崩しバスの手前でこけた。
バスに接触するかと、一瞬肝を冷やしたが、接触はしていない、たとえ接触していたとしても突っ込んで来たのは、邪魔チャリの方だ、「俺は悪くない。」
邪魔チャリ乗りは無様にも、歩道を転げている、「ざまぁない」これからは歩道を走るんだな。車道は車の物だ!
と、邪魔チャリの運転手がすっくと立ち上がり、コッチを睨みつけ指を指した。
なんだ!コノヤロー!俺は悪くないぞ!悪いのは突っ込んで来たお前だ!!
そして、事故しちゃいました その2の記事に続く。
※注、あくまで、オニシメの予想と勝手な想像による物で、現実ではありません。
兎にも角にも、オニシメは、この手に勝利を手にしたのだ。o(TωT )
ギリギリ、そう、ギリギリの勝利である、普通で考えれば前方不注意でオニシメが悪いのである。
相手が営業車だったのと、Y氏の有り得ない態度が最終的には仇になったのだろう
これが一般車だったら、修理費全額負担とはいかなかったであろう。
でも、一般車は、歩道使って切り返ししないか(^▽^;)
と言う訳です。事故の顛末は殆んど脚色なしで書きました。
また、以後の見積もりの提出や示談交渉、NN号をどういうふうに修理するのか、
をまとめた記事を書きたいと思っていますが(NN号は現時点で修理に旅立っています、)
いつになるのかは、解りません。取敢えず、いったん終了と言う事で、
次回からはまたいつのもオタティック自己中毒が始まります。