大好きな友人からの紹介。
奈良は緊急事態宣言だけでなく、
まん延防止等重点措置も
発出されていない。
しかも、このお店は
他の客と顔を合わせないらしいので、
友人3人で食べに行った。
えらい辺鄙な場所でやっておられる。
人生初の全身麻酔を行ない
入院していた病院の南側、
ごくごく普通の住宅街に店舗はある。
冬はふぐ、夏は鱧、
春と秋は江戸前寿司を
提供しておられる。
駅からの距離があるだけでなく、
アクセスが難しいため、
西大寺よりタクシーを利用した。
一般の家を利用して、
離れ家屋と本宅に1部屋づつ
1日2組の予約のみで
営業しておられる。
当日は我々の3人だけであった。
玄関を過ぎ、すぐの部屋に通された。
友人の家に招かれたって感じ。
部屋に通され、鱧料理が始まった。
ビールで乾杯。
鱧の子の煮凝り。
骨煎餅。
これらをつまみながら
ここの鱧のコースの説明があった。
お寿司。
湯引き。
焼き物。
天ぷら。
脂がしっかりと乗った
丸々と太った鱧で、
1品1品結構な量である。
鍋。
肝も美味しかったが、
浮き袋が初めてで
興味深かった。
鍋の〆は三輪素麺。
ザッツ奈良である。
〆は冷製の善哉であった。
普段からそこそこ食べる3人であったが
結構量が多く、みんなお腹が
パッツンパッツンになった。
鍋をつつきながら
店主のこだわりをはじめ、
いろんなお話を聞くことができた。
鱧の時期が今月いっぱいなので、
来月はお寿司を食べに行こうと思う。