換気のタイミングの見える化〜CO2測定器導入〜 | 太のブログ

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政府のコロナに対する

感染のコントロールがイマイチで、

2回目の緊急事態解除宣言も

延期になりそうである。

 

コロナの感染経路では、

接触感染と飛沫感染がメインである。

 

飛沫は口や鼻から出てくるため、

夏も冬も換気が重要と

あちこちで言われている。

 

では、

どれぐらいの回数を

どれぐらいの時間

どれぐらいの量の換気が必要なのか?

 

 

去年の夏は、

各診療椅子に大きめのエアコンと、

大きめの換気扇を設置し、

飛沫感染対策で

窓を開け診療していたが、

風向きの加減で

冷えた空気が全部

持っていかれることがあった。

 

この冬にも同じように

暖房を全開していても

窓の開け方で

室内の暖気がなくなる。

 

そこで、

換気のタイミング、量、時間の目安に、

室内の二酸化炭素濃度を測定し、

換気のタイミングの見える化を図った。

 

飛沫は呼気から出るため、

飛沫量と二酸化炭素量は

比例すると考える。

 

 

そこでアマゾンで

数千円の二酸化炭素測定器を購入した。

 

 

毎朝、

9時からの診療の際、

7時より暖房のスイッチを入れる。

 

天井はめ込み大型エアコン1台。

ルームエアコン5台。

灯油ストーブ1台。

ガスストーブ1台。

(大型加湿器2台含)

 

 

スタッフが来るまでに

室内を温めているが、

ガスと灯油の燃焼系の暖房機があるため

かなり高濃度になっている。

 

厚労省では

1000ppm以下を推奨しているが、

自院では

800ppm以下を基準としている。

 

8時半ごろになり

スタッフが登院する時間に合わせて、

換気扇6台のスイッチを入れる。

 

 

すぐに4〜500ppmに落ち着いてくる。

 

窓は2箇所開けっ放しではあるが、

大きく開けずに

外気を取り入れる程度の量としている。

 

診療が始まると

燃焼形の暖房機器は

スイッチオフとするが、

この二酸化炭素濃度を見ながら

窓を開ける量を調節している。

 

 

 

 

去年、

汗だくで診療してたのが懐かしい。