5月初旬、トイレで驚いた。
インクを落とした様に
透明の赤色の水。
鮮血が混入している様だ。
消化器上部からの出血なら
黒いタール状であろう。
S状結腸か
直腸膨大部か??
普段私は下痢か軟便である。
6年前に胆のうを摘出してからというもの
お腹がいつもゆるい。
だから便秘などで起こる様な裂肛はない。
不安がよぎる、、、、。
OSAの検診でお世話になっている
かかりつけ医に相談した。
すると多分大丈夫と思うが、
大腸内視鏡検査したことないのなら
受けてこいと言われた。
検査は静脈内鎮静を含め
1日仕事らしいので
終日休診であった水曜に
京都山城総合医療センターへ行ってきた。
消化器官内部に内容物があると
観察しにくいため
前夜より下剤にて
消化器官内空っぽ化を始めた。
前夜9時以降は
食事をとらずこれを飲む。
500ccの水に溶かして
飲めと指示があった。
ワイングラスで飲めば
少しはアガるかと思ったが
この下剤って無味無臭なんや。
この夜はお酒禁止なので、
速攻寝た。
しかし夜中2時ごろ、
腹痛で目が覚めた。
この痛みが非常に辛かった。
今回の検査を通して
一番辛かった。
疝痛を経験しているが
その次ぐらいの痛みで、
引かない様なら
夜中救急病院に走ろうかと
思ったぐらいであった。
トイレに座り2時間、
寝落ちを繰り返しながら、
顔には冷や汗がたっぷりと、
それはそれは辛かった。
そうこうしているうちに、
嘘の様に痛みは去り
朝まで寝ることができた。
朝8時過ぎの到着し、
検査まで更なる消化器内洗浄(戦場)。
50分かけて下剤1リットルを飲み、
それと合わせて水も飲む。
水は合計3リットルも飲んだ。
時間が来たのでガウンにお着替え。
ディスポのケツ穴あきパンツ履いて、
ガウンに着替えた。
いざ出陣!
内視鏡検査の直前に
静脈路を確保する予定であった様だが、
若い男女2人の看護師さんには
しんどかったか?
ルート確保が困難な様で
時間も押してくる。
主治医もイラつき出して、
私に鎮静無しではいかがかと聞く始末。
そんなやりとりを聞いて
若い看護師達はさらに緊張の結果
7箇所全て諦め、
一旦処置室から出て
ルート確保専門のベテラン看護師に
処置していただくことになった。
流石のベテラン、
瞬殺であった。
その後処置室に戻り、
横になり、
三方活栓からドルミカムを入れていただき、
バタンキュー。
あっという間の検査であった。
鎮静下での検査は本当に楽である。
目が覚めたら終わってた。
結果が楽しみである。
今回も静脈内鎮静法を選択した理由は、
時間経過を感じず
楽に検査ができることであるが、
大腸内視鏡検査は
胃カメラよりいろんな意味で
しんどいと考え、
「逆行性健忘効果」も期待した。
そのため、
処置後直ぐに書き上げないことには、
内容をどんどん忘れていくので、
翌日回しにせずその場でアップした。
明日になって、
何も思い出せなかったりして、、、。
「逆行性健忘効果」なのか
「加齢変化」なのか、、、。