今年のClaris nouveauが上がってきた。
もちろん、
法に抵触しない範囲で
1%未満のアルコールである。
今年の出来を確認すべく、
ポンレヴェックと一緒にいただいた。
ポンレヴェックは
ノルマンディのカルバドス産の
ウォッシュチーズ。
12世紀ごろから
修道院で作り出されたチーズ。
3重に重ねたビニール袋から
漏れてくる強烈な匂い。
しかし中は臭みはほとんどなく、
かなりクリーミー。
チーズは3時間前から
室温に戻しておいたが、
モンドールと違いトロントロンにならず。
去年のClarisと違い、
今年は葡萄の香りだけでなく、
他の花の香りも混ざり合い、
いい感じに仕上がった。
去年より低温で醸造したおかげなのか?
ちなみに葡萄ジュースを混ぜてみた。
見た目は赤ワイン。
しかし、香りより味がイマイチであった。
翌日はムルソーで
残りのポンレヴェックをいただいた。
前日は固かったので、
今回はラクレットパンを使用した。
溶けたチーズにムルソーを入れて
バゲットにつけて食べる。
ほとんどフォンデュ。
とても美味しかった。
今年もClarisの反省点がたくさん見えた。
これを来年に活かしたい。
自分は何処に
向かっているのだろうか、、、。