名医はお金で買う時代!? | 太のブログ

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開業してからいろんな広告依頼がやってくる。
 
中には詐欺まがいのようなのもある。
 
今回もまた送られてきた広告依頼。
 
 
ここでは、見開きカラー2ページ、150万円で
タレントさんにインタビューしてもらいながら
自医院の良さをアピールできる。
 
また、いろんな雑誌で、
「名医トップ10人が語る、、、」という
企画があり、その雑誌は発行部数が
伸びるそうである。
 
 
では、名医とはどのような基準か?
誰が決めるのか?
 
名医は雑誌社が決めるものでもないし、
また、いわゆる「お布施」の金額によって
決めるものでもないと思う。
 
ただ、悲しいことにこのような媒体を利用した
広告というのは、そこそこ費用対効果がある
ようで、年々いろんな趣向でお誘いが来るのが
現状である。
 
自医院のような田舎ではなく、大都会では
過当競争によるコストダウンが行われ、
それに伴い、ギリギリのクオリティで利潤を
追求することになるため、医療そのものの質が
向上するよりも、広告手法の質が向上している
ように感じることすらある。
 
時折、引越しされる患者さんにホームページの
どこを見て、かかりつけ医院を選んだら
良いのかとよく聞かれる。
しかし、ホームページから自分に合うかどうか
を見抜くのは、とても難しいと思われる。
自医院のHPはシンプルに作ってある。
そのためホームページ作成会社から、SEO対策
や高集患率をウリにした商品の説明で営業が
やってくるが全て断っている。
私は集患率を上げるためではなく自身を知って
もらうためにHPやブログを運営している。
そこに差があるのかもしれない。・
 
ともあれ、HPを見てかかりつけ医を見つける
は難しいが、コンビニの数よりも多い歯科医師
数なので、HPを見て受診し、色々と話をした
のちにかかりつけ医にするかどうか決めるのが
良いのではないかと考える。
歯科治療は風邪などの治療とは違いかなり
長期間かかる場合がある。そのため担当の
先生の人となりも含めなんでも話ができる
ような自分に合った先生がいいと思う。
知識や技術が日本一でも、自分に合わない先生
と長期間付き合うのはお互いにとって
よろしくない。
そのため合わないなと思うときは
チェンジするのもいいと思われる。
 
 
もうすぐ私は歯科医師となってから
30年を迎える。
現在、30年前のような夢や希望や熱い気持ち
が薄れてきている感じがする。もちろん私が
日常臨床が飽きて手を抜いているというのでは
なく、小慣れてきたということである。
小慣れてくると些細なことを気にしなくなる
ことがある。些細なことなので診査診断には
大きな影響はないが、30年前に比べて知識も
技術も向上いるため、それらのことはあまり
気にならないようになった。
しかし、どんな些細なことにもいろんな情報が
あるため、一つづつ大事に拾い上げていくこと
が大事なことだと再認識した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
久しぶりのマジネタ。
 
似合わんか?