日曜日、湧出神社で、「百味の御食」があった。
毎年この時期にある氏神様の神事である。
ザクっというと
百味の御食とは座衆約20人が地域で採れた果物や
野菜(柿、栗、新米、餅、サツマイモ他)を
氏神様へお供えする五穀豊穣感謝祭の事である。
我々の氏社である湧出神社は歴史が古く、
西暦766年にも遡るという説もある。
しかし、その詳細は不明な部分もあるそう。
http://www.kyotofukoh.jp/report985.html
私もこの座衆には、殿屋座の一員として
数年前に加入させていただいた。
氏子さんから頂いた今年の収穫物2〜3種類を木製の器に入れて
祭壇に設置する。
そして、静かに祭りは始まった。
4拍子の太鼓のリズムに合わせてお供え物を本殿へ
バケツリレーのごとく手渡してゆく。
その際、太鼓係だけでなく、運搬係も
すべての座衆達は喋らないよう口に榊の葉を
裏返しにして咥え、厳かに儀式を進める。
神妙な面持ち??
その後サイドにある他の社にも奉納して
本殿にて祝詞の後、巫女の舞があった。
その後、お祓いを受け、
お神酒をいただき、収穫物をいただいた家庭に
渡すお札を受け取って終了であった。
厳かに始まり、厳かに終わる、そんな感じで
毎年参加している。
大昔からの伝統を伝え、残していくことは誇りでもあるが
年々、座衆が高齢化しているのがきになる、、、、。
収穫物の保管にも使用している「こうじゅうた」があった。