診療終了後、ゴソゴソと準備にかかった。
大にスキーとボードを教え込む為、小さい頃は
スキーを履かせた。
スキーと比べ、ボードで滑っている体の向きは
サーフィンの方が近い。
しかし、体重の移動のさせ方や
滑走面やエッジの雪面の捉え方は
スキーと似ているため、スキーでどこでも
そつなく滑られるようになったら
ボードを教えるという約束のもと、
今年から大はボーダーとなった。
20年ぐらい前にカナダボートツアーの際購入したケースを
倉庫の奥の方から出してきた。
下の方が一部カビってる?
でも、このケースはかなりたくさんの荷物を
入れられるので気に入っている。
集合場所は二条城駐車場。
京都駅八条口なら移動が楽なんだが
最近は二条城集合が多いようだ。
最近、長距離の運転が困難である。
その上、年末の時間を最大限に活用するには
夜行バスが一番と考える。
しかし、4年前大と一緒に行った富士山ツアーでの
夜行バスで一睡もできなかったので
リッチな3列シートバスを選択した。
出発が23時50分なので、乗車直後から消灯。
こそっと持ち込んだワインを飲んだ。
静まり返った車内に「トクトクトク」という
注ぐ時の音が気になったがばれずにゆっくり楽しめた。
トイレ付きであるが、途中数回トイレ休憩のため
SAに停車した。
ワインの酔いと車の振動で熟睡はできなかったが
目的地までうつらうつらとできた。
ホテルに到着
フェイスブックにアップするため
ウケ狙いの朝食。
予想通りの反響で嬉しかった。
ゲレンデは風はないものの大雪。
視界が悪く、寒い。
午前2時間、午後2時間のプライベートレッスンに
大を放り込むので、それまでにスケーティングの練習。
なんとかそこそこできるやん。
ひょっとして俺よりか吸収が早いのでは??
午前のレッスンが終わり、ゲレ食。
がっつり食べて昼からに備える。
今日だけでも何kg食べてるんだろう?
体重計が怖い。
昼からの大のレッスンも終わり
残りの時間リフトが止まるまでおさらい。
ホテルに戻り夕食。
バイキングなのでついつい取り過ぎてしまう。
でも、そこそこ美味しかった。
中もでオーナーさんオススメの日本酒が美味しかった。
最近、世界に向けてワインのような日本酒を作るところが多い。
この日本酒も白ワインのような感じであった。
部屋に戻り、持ち込んだワインをいただいた。
年末の特番を見ながらワインを飲んでいるが
大は疲労困憊。
スキーより大腿部の筋肉を使う為
動けましぇ~ん状態になっていた。
ワインを飲みきる前に、ボードの調整をしに
乾燥室へ戻る。
新しいボードの初乗り。
20年前と比べると性能がかなり向上していて
板に慣れるまでちょい時間がかかった。
がっつりボーダーの友人に選んでもらったギア。
板もブーツも調子よく、友人に感謝。
2日目の朝を迎えた。
今回の朝食もフェイスブック用にと
ご飯をお茶碗にいれていると
ホテルのスタッフの視線に気がついた。
スタッフみんな前日のことがあるから
今日の私のご飯に対して興味津々であった。
そこはフェイントでフツー盛り!?にしておいた。
さぁ、2日目。
今日も風はないが雪が降っている。
コンディションイマイチ。
このツアーパックに初日のリフト券が付いていたので
気がつかなかったが、2日目のリフト券を
購入してショックだった。
大はジュニアではなくユースの料金だが、
私はギリ大人料金。
年明けたらシニア料金になる。
こんなところでもエイジングを感じながら
2日目スタート。
初日にすでになんとかだが
谷回りターンが出来るようになった大の
吸収の速さに驚きながらも
たくさん楽しめた。
いつも撮影は私がカメラを構えているため
どうしても遠近法で顔が大きく映る。
フェイスブックで顔がでかいなど
いろんな批判をうけるが
「遠近法」なので仕方ない。
時折、リフトを降りた直後
大腿部をアイシングする大。
2日目もリフトが止まるまで滑った。
復路のバスがホテル前に20時に来る。
それまでかなりの時間を持て余すため
徒歩10分の温泉に行った。
雪はまだ止まず、頭に雪を積もらせながら
冷え切った体を温めた。
夕食はここでいただいた。
ビールが美味しかった。
ホテルに戻りバスを待つがまだかなりの時間が余っている。
フロントに戻りお酒を分けてもらった。
とてもいいお酒でちびちび飲んだ。
バスが到着し、お土産購入、トイレ休憩となった。
お約束のラッパ飲み
カプサイシンに強い私だが、
わさびは弱いらしい。
涙目になりながら眠りについた。
今回、大のボードデビューに対して
スキーの基礎から教えていたため、
そして、若さという武器が
短期間で上達できた要因と考える。
現在、高校の部活が忙しいため
あまり一緒に行けないが、
暇見つけていきましょっ。
1シーズンかかって覚えたことを簡単にクリアされ
ちょっぴりジェらってまふ。