12月28日、今年最後の自医院での診療も終わり、
明日は、名張市に出張で仕事納めとなりました。
今年一年、スタッフをはじめとして、各方面でいろんな方々に支えられて
一年無事に終わり、年末を迎えることが出来ました。
来年もよろしくお願いします。
さて、毎年12月28日は娘の誕生日なので、近所のフレンチに
出かけています。
http://r.gnavi.co.jp/c240300/
奥様とは、私が若い頃、木津で一緒に働いていたという
ご縁があって、オープン以来通っております。
シェフはフランスで修行を積まれて
本格的なフレンチを毎回楽しませていただいております。
ローカル番組ですが、シェフの冠番組をもっておられ、
引き出しの多さにいつも驚いております。
去年までは、変わった食材を食べたくて、
いつも無理なお願いをしておりました。
お皿に出てきた料理を解剖しながら
骨格や、筋肉のつき方などを観察し
どんな食材なのかを考えながら食べております。
鹿やカエルなどは比較的簡単に当てることが
できましたが、亀のときはどんな種類の亀か
難しかったです。
(このお店の特別オーダーで普段は
普通のフレンチですよ。)
今年は正統派の食材を準備していただきました。
ビールで乾杯の後、
魚介類のミルフィーユ仕立てのサラダ、
ブロッコリーピューレ、バルサミコソース
をいただきました。
サラダの中に隠れていた木の実が
とても美味しくて、コレを単品でも
お酒のつまみにもってこいって感じでした。
地中海沿岸原産のケーパーの実を
酢漬けにしたものです。
独特の香りとかすかに苦みがあります。
スープはオマール海老のビスクスープ。
とても「海老」という濃厚な香りと味がしました。
(bisque=甲殻類のスープ。ブルターニュ地方のビスク湾から由来したとも言われている。)
ナパワインをいただきました。
私の好みを熟知しているシェフだけあって
とても美味しいワインでした。
魚料理は、天然のヒラメに、カブラとトリュフの淡雪仕立てです。
とても淡白な薄味に感じましたが、さすがシェフですね。
トリュフの香りを大事にする為の味付けだそうです。
お口直しに出てきたシャーベットです。
ダマスクローズという薔薇から作ったシャーベットです。
多くの薔薇の中でも、特に濃厚で甘い香りを放つ品種で、
「ベッピンさんのセレブリティの香り」をイメージしました。
お肉料理は、子供の尾長鴨をスグリというベリーの
一種で作ったソースでいただきました。
鴨の臭さがほとんど無く、お肉の甘みが感じられました。
デザートは、ゆずとヨーグルトのムース、ガトーショコラ、
そして、この店のオリジナルの八つ橋のアイスです。
この八つ橋のアイスが絶品です。
頭の中でアイスと八つ橋をミックスして捉えるイメージとは
かけ離れた、とても美味しいアイスです。
皆さんも機会があれば、食べてください。
このところ、食べ物ネタが多いですが
来年からは、仕事の内容も、もっともっと
情報発信したいと思っております。
来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。