AppleVisionProが発表されて1年半。
アメリカで発売されて10ヶ月。
日本で発売されて6ヶ月。
VisionOSの2.2が配信されてMacとの連携でウルトラワイドスクリーンが使えるようになった。
これもすごい機能なのだが、それより気に入ったのは、Macの音がVisionProで聴けるようになったことの方が感動した(笑
Macの画面がVisionProで表示できるのは、素晴らしいことなのだが、VisionProで見てるとつい指でつまんでスクロールしたくなってしまうのだ。
Macの画面も指で操作できればいいんだけどね。
こんな風に徐々に、徐々にVisionProは進化している。
しかし、VisionProのアプリは、なかなかいいものに出会えない。
やっぱり、初めての空間アプリだし、利用者は、iPhoneやiPadとは比べ物にならないほど少ないし、開発者も身が入らないのかもね。
そんな中でひとつだけ「おおっ」と思えるアプリに出会った。
それが、これ。
CineUltraというアプリ。
いつから出てたのか、わからない。
いつの間にか、筆者は、入手してたみたいだ。
実際に使ってみて驚いた。
このアプリは、2Dの動画ファイルを3Dに変換して見れるというプレイヤー、、、らしい(笑
ほんまかいな? と、懐疑的な気分で試してみることに。
とりあえず、アプリを立ち上げるとサーバーを選べと言われる。
2種類のサーバーから選べということなのだが、そのひとつが「Plex」だったので、それを選択。
そうするとPlexのサーバーに接続できて、その中にある動画を表示することができた。
できたが、普通の動画、、、つまり、2Dだ。
画面上に2Dのボタンがあったので、選択してみるとサブスクリプションに加入を求められた。
ん〜、どうしようか、迷ったが、思い切って加入してみることにした。
月間600円、または、年間2500円。
ついでに買い切りで6000円とある。
いきなり6000円払う気に慣れないので、2500円で加入。
すると、3Dの種類が3種類。
いわゆる2画面の視差で3D化するのが、2種類。
もうひとつは、「AI」と書かれている。
ということで、「AI」を選択。
すると、2Dの動画が奥行きを感じる3Dになった。
ほほ〜。
悪くはない。
なんとなくだが、奥行きを感じる映像になってる。
すご。
やっぱり「AI」か。
一体、どうなってるんだろうって感じ(笑
最初から3Dで制作された映画と比べると、クオリティ的には劣ると思うが、特別時間をかけて変換して再生というわけでなく、即座に3D化された動画が再生されるのは、すごい!
今後、もっとクオリティが上がると十分楽しめると感じる。
クオリティが低いとは言っても画質が下がったりしているわけではなく立体感が少ない感じなだけだから動画の鑑賞に違和感はない。
アプリとしては、すごいと言わざるを得ない。
VisionPro用のアプリの中では、No.1だと思う。
もっともっと、こんなアプリが登場してくれることを願う。