さて、もう少しキーキャップの話をしておこう。
最近のキーボードには、バックライト、、、というか、装飾のためのLEDが搭載されているものが多いようだ。
KeychronのキーボードのほとんどにLEDが搭載されている。
まあ、ピカピカ光って綺麗なのだが、キーキャップを選ぶのにはちょっと厄介なことがある。
KeychronのUS配列のものはキーキャップが光を通さないものだ。
ところが、JIS配列のキーキャップは、文字部分を光が透過する。
そのおかげで暗い場所でもなんのキーなのかを識別できる。
なんでそんな違いがあるのか?
それは、どうもキーキャップの素材の違いによるものらしい。
US配列のキーボードに搭載されているキーキャップは、PBTという素材でできており、JIS配列のキーキャップは、ABSだ。
PBTの方が耐久性が高いらしいのだが、このおかげでJIS配列のキーキャップとUS配列のキーキャップを混在して使いにくい。
JIS配列のキーには、アルファベットとひらがなが記載されている。
そのため、見た目が煩雑な印象になっている。
ローマ字入力の場合、ひらがなは不要なのでアルファベット部分だけUS配列のキーキャップに交換、、、なんてことがしづらい。
キーの素材の違いもあるが、暗がりで使う時、アルファベット部分だけ透過せず、他のキーは、記載されているものが光ってるなんてカッコ悪いしね(笑
そして、このキーボードに搭載されたLEDには、もうひとつ問題がある。
LEDの設置位置だ。
キーボードのLEDは、だいたい各キーにひとつづつついているのだが、その設置位置が2パターンある。
キースイッチの上側か、下側だ。(下側のことを南側というらしい?笑)
これが、キーキャップ選びになんで影響するかというとKeychronの場合、Kシリーズは上側、K ProシリーズやQシリーズは、下側についている。
これをご丁寧にもKシリーズとK Pro、Qシリーズでキーキャップ上面の文字の位置が違うのだ。
それぞれ、LEDの上に文字がくるように記載されている。
だから、KシリーズにK Proシリーズのキーキャップをつけても文字を綺麗に光が透過してくれない(泣
(左がKシリーズ、右がK Proシリーズ)
そんなこんなで、もう、ほとんど諦めかけている自分がここにいる(笑
希望通りのキーボードができたらいいんだけどね。
(投下できるありもののキーキャップをつけてみた)