先日からiPhone&iPadのiTunesStore内iTunesUのページに掲載されている正体不明のiPad。
これが、一体なにものなのかをちょっと考えてみた。
少なくともあちこちに出回っている怪しいリーク写真ではない。
なんせ本家のサイトに堂々と掲載されているのだからwww
では、正真正銘の新iPadなのか?
これが、iPad3の真の姿なのか?
あるいは、新iPadには複数の機種があり、その中のひとつなのか?
そこでもう一度正体不明のiPadを振り返ってみよう。
サイズは、現行のiPad2より面積的に小さくなっている。
おまけに画面のアスペクト比をそのままに縮小したのではない。
横幅(?)は現行と同じで縦だけを縮めているのだ。
自分が新iPadの開発者になったつもりで考えてみてほしい。
既存のアプリのことを考慮するならば、そんなことはよほどの理由がない限りしないだろう。
画面アスペクト比の変更には、それだけのリスクを冒す理由があるということではないだろうか。
ただし、iPad(初代&2)を持っている人は、じっくり眺めてほしい。
縦の長さが短くなっても使用するにあたって大きな問題はないように思えないだろうか。
正体不明のiPadの画面アスペクト比は、わずかに縦が長い。
この画面の上下にメニューバーがあるとメインコンテンツは、さらに正方形に近くなることに気づく。
それにどんな理由があるのかは想像できないが、コンテンツを閲覧するのに大きな問題はなさそうな気もする。
続いて、機能面。
正面からの写真だけでどんなハード的な機能があるのか、ないのかは不明だが、ひとつ気になるのはフロントカメラの有無だ。
写真では、どうもフロントカメラがないように見える。
これは、現行のipad2から機能を削減したことになる。
ということは、廉価版と言えそうだ。
少なくとも次期主力機種ではないと思われる。
これは、iPad3ではない可能性が高いことになる。
(ただし、新しい技術により画面の中にカメラが仕込まれているなんてことだと話は違ってくるのだが^_^;;)
もうひとつ、機能面から観察すると写真の機種は、今までのデザインからだけ考えると3G機能を搭載していないようでもある。(もちろん、噂にもある3Gのアンテナ部分が別のデザインによって従来のような背面上部に存在しないのかもしれないし、単にWiFi版の写真なのかもしれない)
これらの観察から想像できるのは、少なくとも次期主力機種ではないということ。
最後に掲載されている場所...iTunesUのページ...について考えてみよう。
いわゆる教育、エデュケーションのページだ。
ここで過去のアップルの製品を思い出してみよう。
過去、アップルは、いくつかの教育業界向けの機種をいくつか発売している。
教育業界専用機種もいくつかあった。
eBookやeMacがそれだ。
このことを合わせて考えるとこの正体不明のiPadは、教育業界専用のePadの可能性が考えられないだろうか?
画面サイズを縮小し、カメラ機能を削除した廉価版iPadと考えると教育現場専用機種と考えられないことはないと思われる。