空想の中の通信端末 その1 | Appleな日々

Appleな日々

アップルに取り憑かれた筆者が、アップル製品と過ごす日々を綴ってます。

以前、iPhoneと攻殻機動隊の世界を比較したことがあったが、攻殻以外の空想世界にある通信端末とiPhoneを比較してみたい。

私たちの年代(昭和30年代生まれ^_^;;)で一番印象に残っている通信端末は、ウルトラセブンのビデオシーバーではないだろうか?

あの端末こそ、テレビ電話をもっとも魅力的に表現した端末だったと思う。
携帯型でなければ、それ以前にもあちこちにテレビ電話を表現した作品は数多くあった。
アニメでいうと鉄腕アトムの世界では普通にテレビ電話が登場するし、アメリカのSF作品にも未来を表現するアイテムの筆頭小道具のようにテレビ電話は登場している。
しかし、携帯型の端末で映像通信を実用化している作品は、そう多くない。
冷静に考えれば、どこにカメラがあるのかによって全然カッコよくなくなってしまう。
昭和30年代初頭から40年代にかけての作品に多くのテレビ電話が登場するのに、徐々にその姿を潜めていくのは、現実的にあまり実用的ではないからなのかもしれない。
ドコモが早い時期(FOMAの目玉的機能として)テレビ電話機能を搭載したものの今に至っても実用的に使用されていないのがそれを証明しているw
iPhone3GSが発表される直前に自分撮りカメラの搭載が噂されたが、あまり信用していなかった。
しかし、アップルがiPhoneに自分撮り用のカメラを搭載するとしたら、どんな使い方を提示するのか、ちょっと興味がある。
マックには、現在iMac、MacBook、MacBookProにiSightという自分撮りのカメラを搭載しているが、どれくらい利用されているかは不明だ。(想像するに全ユーザーのコンマ数パーセントにしか過ぎないんじゃないかと思うw)

-つづく-