昨年7月に購入したiMac G5(20インチ)に今年の11月ごろになって「電源ユニットの問題に関するリペアエクステンションプログラム」が発表された。
それ以前にも「ビデオと電源に関するリペアエクステンションプログラム」という交換プログラムがあったが、自分のiMacは、その対象シリアルには入っていなかった。
あまり気にも留めていなかったのだが、ある日、突然、使用中に電源が落ちるようになった。
なんの前触れもなく突然電源が落ちるのである。
作業中の書類は、退避する間もなくきれいさっぱり消えてしまうのだ。
それで、サポートページを確認してみたところ、この「電源ユニットの問題に関するリペアエクステンションプログラム」というのを発見した次第だ。
内容を読んでみると対象機種は、シリアル番号ではなくEMC番号というもので確認するように書かれている。
EMC番号が 2056という機種が対象らしい。
さっそく、本体を倒して、台座底面のその番号を確認してみるとみごとに2056だ。
しょうがなくアップルのサポートに電話するとシリアル番号を聞かれ、そのシリアルは、このリペアエクステンションプログラムの対象になっていないという。
シリアル番号のことなどサポートページにはいっさい書いていないので、このプログラムにはEMC番号以外に対象となるシリアル番号があるのかと聞いたが、あるらしいということがわかった。
とりあえず、電源を抜いてリセットする方法とPRAMのクリアを試してくれというのでやってみてしばらく様子をみることになった。
各リセットを行い、数日様子をみていたが、3日間の間に2度電源が落ちた。
実際には、2度ともスリープ中に落ちたようで、実質的な被害はなかったが、再度、その内容でサポートに電話。
ようやく、「電源ユニットの問題に関するリペアエクステンションプログラム」の対象として修理をしてもらうことになったのだが、もし、回収して対象のトラブルでなく、別の原因でのトラブルだった場合、実費(5万円弱)で修理をするかどうかを今決めてくれという。
おまけに「電源ユニットの問題に関するリペアエクステンションプログラム」以外に障害が見つかった場合、そこも修理して実費(5万円弱)をいただくが、いいかと聞いてくる。
それをたった今決めてくれというのだ。
前者については、頻繁に電源が落ちるのは困るのでそれでもいいと答えたが、後者は、内容もわからずに勝手に修理されて5万円もとられるのは困るのでほっといてくれと頼んだ(笑)
なんか、ちょっと間違ってませんか?>アップルさん
そんなこんなでピックアップアンドデリバリーで翌日に福山運送が取りにきてくれた。
翌日、メールで「電源ユニットの問題に関するリペアエクステンションプログラム」の対象機種であると確認され、無償修理すると連絡があった。
こっちは福岡だが、回収されて戻ってくるまでにわずか4日間だった。
最近のアップルの修理は、本当に早いと感心する。
で、戻ってきたiMac G5は、今のところ問題なく動いている。